【2022/08/27開催】第28回広島数学教育研究会を開催します

第28回広島数学教育研究会

第28回広島数学教育研究会

日時:2022年8月27日(土)16:30-18:00

会場:広島大学大学院国際協力研究科 大会議室

主催:広島数学教育研究会

基調講演「教育思想史としての統計(学)史―19世紀道徳統計を例にして」

講演者:山岸利次 准教授(長崎大学教育学部)

道徳統計は19世紀ヨーロッパ(イギリス・フランス・ドイツ)において生 成・展開した統計学の一領域である。これは人間・社会を習慣(moral)という 観点から統計を用いて実証的に把握しようとすることを試みたものである が、当時の人間・社会理解に大きな転換をもたらすものであった。例えば、 同時代の犯罪学や19世紀末に成立する社会学は道徳統計により準備されたも のである。 本報告では、新たな人間・社会像をもたらした道徳統計がいかなる教育認 識をもたらしたのかということを、主要な論者の教育論から明らかにする。

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お問い合わせ

事務局担当:福田博人様(岡山理科大学)
Email: hfukuda[at]ous.ac.jp *[at]を@で置き換えてください

学内担当:人間社会科学研究科 馬場教授


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