広島大学人文社会科学系支援室(文学)
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令和6(2024)年1月1日に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において、9月21日は「認知症の日」と定められています。このことに関連して、大学院人間社会科学研究科人文学プログラム倫理学分野の岡本慎平助教が、認知症ケアとしてロボットの活用が広がりつつあることについて朝日新聞の取材を受けました。
取材において岡本助教は、介護にロボットを導入するにあたって「ケアを受ける本人が求めているかどうか」が大切であると言います。また、いま介護の現場では、移乗支援や見守りサポートのほか、利用者同士のコミュニケーションを促進する手段としてもロボットが使用されていることについて、介護におけるケアのあるべき姿、理想とする「ロボットがいる社会」を考えていくべき段階になっていると話しています。