新刊情報

刑事法判例読解の視点

本書は、中国四国地方の大学に勤務する刑事法研究者と同地方の裁判所に勤務する裁判官の有志によって構成される、中四国刑事法判例研究会の研究成果をまとめたものです。本書では、同研究会で取り上げた平成以降の裁判例の中から、刑事法を学ぶ学生の皆さんにとって特に助けになるものを15件選び、1件ずつ、研究者・裁判官双方の立場からの解説・コメントを付けています。1つの裁判例を深く学ぶ際のガイドとして、刑事法のゼミ等の教材に適していると思いますし、ある程度学習が進んでいる学生であれば、自習教材として用いることもできるでしょう。(本書はしがきを要約)

編著者 河村有教・佐藤建・杉本正則・明照博章・吉中信人
著者 明照博章(松山大学、第1章コメント・第2章)
大杉一之(北九州市立大学、第1章コメント・第7章コメント)
杉本正則(広島地方裁判所判事、コラム①・第2章コメント・コラム③・第10章・第12章コメント・第13章コメント・第15章・あとがき)
岡部雅人(国士舘大学、第3章)
佐藤建(弁護士、第3章コメント・第6章コメント・第8章・あとがき)
松原英世(愛媛大学、コラム②・第4章コメント・コラム⑤)
安西二郎(広島地方裁判所福山支部判事、第4章)
吉川友規(徳島文理大学、第5章)
深尾正樹(京都産業大学、第5章コメント・第9章コメント)
田中優輝(関西学院大学、第6章)
今村暢好(松山大学、第7章・第8章コメント)
山川秀道(松山大学、コラム④)
堀田尚徳(広島大学、第9章・第11章コメント)
森田初恵(東京家庭裁判所判事、第10章)
河村有教(長崎大学、第10章コメント・第12章・あとがき)
桂川瞳(山口地方裁判所判事、第11章)
吉井匡(香川大学、第13章)
吉中信人(広島大学、第14章)
藤永祐介(山口地方・家庭裁判所萩支部判事、第14章コメント・第15章コメント)
出版社 晃洋書房
出版年月 2021年3月30日
ISBN 9784771034808
値段 2,700円+税
種類 共著

 

本書についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

広島大学大学院人間社会科学研究科
堀田 尚徳
hhotta*hiroshima-u.ac.jp

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