存在肯定の倫理Ⅱ 生ける現実への還帰

本書は、2017年に刊行した『存在肯定の倫理Ⅰ ニヒリズムからの問い』(ナカニシヤ出版)の続編に当たる。前巻が思想的・基礎的考察を中心にしているのに対して、本書は、現実社会で起こっている諸問題を取り扱った、いわゆる「応用倫理学」に分類される論考を収めたものである。具体的には、終末期医療や人工妊娠中絶などの生命倫理的課題、いじめやスクールカーストなどの教育倫理的課題、インターネットやスマートフォンにまつわる情報倫理的課題などを取り上げ、それらの諸問題の根底に横たわる、現代人における<存在肯定>の問題を探究している。
著者 | 後藤 雄太 |
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出版社 | ナカニシヤ出版 |
出版年月 | 2021年11月30日 |
ISBN | 978-4-7795-1597-2 |
値段 | 定価 3,080円(本体2,800円+税) |
種類 | 単著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
後藤 雄太
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