岡田(永代)美知代著作集

本書は、広島県府中市上下町出身の小説家・翻訳家、岡田(永代)美知代(1885-1968)の著作集です。内容は画像のオビをご覧ください。本著作集には、従来も知られていた作品に加えて、編者が各地の図書館・文学館で新聞雑誌等をしらみつぶしに探して発掘した作品も多く含まれています。田山花袋や女性作家に関する実証的研究のための一次資料であるとともに、MeToo運動が起きている現代だからこそ読み直し再評価が待たれる作品群でもあります。本書のカバーデザインは、演習で美知代作品を深く読み解いた経験をもつ大学院生の矢吹文乃さんが担当して、そうした〈新しい女〉としての美知代と作品のイメージを表現してくれました。
なお、ホームページ「広島の女性作家・岡田(永代)美知代」では、詳細な年譜、著作リスト、参考文献等を公開しています。本書を補完するガイドとしてご高覧いただければ幸いです。
著者 |
編者:有元伸子、府中市上下歴史文化資料館 |
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出版社 | 溪水社 |
出版年月 | 2022年12月20日 |
ISBN | 978-4-86327-611-6 |
値段 | 定価 2,200円(本体2,000円+税) |
種類 | 共著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
有元 伸子
narimoto*hiroshima-u.ac.jp
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