志士たちの詩想

桜田門外の変や坂下門外の変を決行した水戸志士たち、或は西郷隆盛・高杉晋作・武市瑞山といった薩長土の志士たち、そして東北米沢出身で薩長を蛇蝎の如く思っていた雲井龍雄。彼らは自らの想いをどのような語句を以て漢詩中に詠み込んでいたのであろうか。本書は維新志士が残した漢詩を手がかりに、行動の原動力としての「狂」、「狂」の正当性を担保する両輪の「忠(公)」と「孝(私)」。そして行動しないことを示す「偸生」といった語に注目しつつ、彼らの詩想を明らかにする。
著者 | 有馬卓也 |
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出版社 | 広島大学出版会 |
出版年月 | 2024年12月20日 |
ISBN | 978-4-903068-73-2 |
値段 | 本体 3,000円+税 |
種類 | 単著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
有馬 卓也
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