マルクス哲学入門-動乱の時代の批判的社会哲学
本書は、マルクスの著作をマルクス主義的な社会批判や経済理論としてではなく、「善き生」への一貫した哲学的倫理構想として読み解く──ドイツ哲学界の重鎮クヴァンテによる本格的入門書である。複雑なマルクス主義論争を超えて、哲学的連続性の視点からヘーゲルの相互承認論やフォイエルバッハの類的存在論を渉猟し、疎外・労働・資本をめぐるマルクスの思索の核心に迫ることを通じて、個の自律性と共同性の両立をめざす倫理学として再構成する。
| 著者 | 著者:ミヒャエル クヴァンテ 訳者:桐原隆弘、後藤弘志、硲 智樹 |
|---|---|
| 出版社 | 人文書院 |
| 出版年月 | 2025年9月30日 |
| ISBN | 9784409031407 |
| 値段 | 定価 3,080円(本体 2,800円+税) |
| 種類 | 編著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
後藤 弘志
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