「生まれてこないほうが良かった」なんてことはない
本書は、現代日本に広がる優生思想・反出生主義を、各々の「思想」そのものよりも、それらを生み出す社会的・存在論的「土壌」の方に着目して批判的に捉え直す試みである。豊かさと快適さの裏で、役に立つことだけを求める社会構造、選別への不安、苦しみに向き合う力の低下等に人々は追い詰められ、生の否定へと傾きやすくなっている。ニーチェやハイデガー、宮沢賢治を手がかりに、「幸福」や「人権」といった近代的価値に依拠しない<生の肯定>の可能性を探り、この苦しみ多き現実世界を何とか歩んでいくための生き方を探究している。
| 著者 | 著者:後藤雄太 |
|---|---|
| 出版社 | ナカニシヤ出版 |
| 出版年月 | 2025年12月26日 |
| ISBN | 9784779519031 |
| 値段 | 定価 3,520円(本体 3,200円+税) |
| 種類 | 単著 |
本書についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。
広島大学大学院人間社会科学研究科
後藤 雄太
yugoto10*hiroshima-u.ac.jp
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