【研究キーワード】
抗原受容体、リンパ球分化、免疫不全、リンパ腫、免疫監視、遺伝子治療、アレルギー、自己免疫疾患
【最近のハイライト】
・抗原受容体の遺伝子再編成に連動した増殖をERKマップキナーゼが制御することでB細胞集団が形作られること(2008 Immunity)、抗体産生細胞の分化にはERKを介したシグナルが必須であることを発見した(2011 Science Signal)。
・腫瘍ウイルスであるEBウイルスによって引き起こされるリンパ球癌化と宿主免疫監視をマウスで再構築することに世界で初めて成功した (2012 Cell)。
・限られたウイルス遺伝子だけを任意に発現させることで急性ウイルス感染症が再現できることを初めて示し、先天性免疫不全症の遺伝子治療モデルの樹立に成功し報告した(2016 PNAS)。