免疫学

保田 朋波流 教授

【研究キーワード】
抗原受容体、リンパ球分化、免疫不全、リンパ腫、免疫監視、遺伝子治療、アレルギー、自己免疫疾患

【最近のハイライト】
・抗原受容体の遺伝子再編成に連動した増殖をERKマップキナーゼが制御することでB細胞集団が形作られること(2008 Immunity)、抗体産生細胞の分化にはERKを介したシグナルが必須であることを発見した(2011 Science Signal)。
・腫瘍ウイルスであるEBウイルスによって引き起こされるリンパ球癌化と宿主免疫監視をマウスで再構築することに世界で初めて成功した (2012 Cell)。
・限られたウイルス遺伝子だけを任意に発現させることで急性ウイルス感染症が再現できることを初めて示し、先天性免疫不全症の遺伝子治療モデルの樹立に成功し報告した(2016 PNAS)。

研究者総覧へのリンク

教育内容
医学部:2年生の「生体反応学」で免疫学と寄生虫学の講義および実習を担当する。4年生では「医学研究実習」で4ヶ月間の免疫学研究を指導する。
大学院:医系科学研究科の「生体防御学」ではより専門的な免疫学の講義を行う。学位研究指導では具体的な研究テーマを与え、実験と論文作成の指導を行う。

研究内容
抗原受容体とシグナル、そしてリンパ球のプログラミングに関わる分子を軸に免疫学の基礎理論から、免疫不全、癌、アレルギー、自己免疫疾患といった難治疾患の克服までを対象に主に以下の研究を推進しています。

  1. 抗原受容体シグナルを介したリンパ球の分化
  2. 血球の分裂限界と不死化
  3. 血球の寿命制御
  4. リンパ腫発症と免疫監視
  5. 免疫寛容とアレルギー
  6. 先天性遺伝子異常を対象とした遺伝子治療

免疫学集合写真(2019年9月)


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