神経生理学

橋本 浩一 教授

【研究キーワード】
神経細胞、シナプス、神経回路

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【教育内容】
神経細胞は電気を用いて感覚情報処理や運動制御に必要な信号処理を行います。神経細胞が持つ静止膜電位、活動電位、シナプス電位などの発生機序や、神経回路レベルでの信号処理の基礎について学習します。また、中枢神経系における感覚の受容とその信号処理、運動野、小脳、大脳基底核などによる運動制御の機序、自律神経系の働き等を学習します。

【研究内容】
○神経回路の生後発達過程の解析:
 生まれたばかりの動物の神経回路には、成熟動物には見られない過剰な神経回路が存在します。生後発達の過程で過剰な回路は刈り込まれ、成熟した神経回路が形成されます。この過程に関わるメカニズムの研究を行っています。
○神経細胞が刻むリズムの解析:
 神経細胞は電気を用いて信号処理を行いますが、中にはある一定の間隔でリズムを刻む役割を持つものがいます。神経細胞が刻む電気的なリズム活動の発生機序の研究を行っています。
 

【写真説明】 教室セミナーの様子。


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