消化器・移植外科学

大段 秀樹 教授

【研究キーワード】
胃癌、大腸癌、肝癌、膵癌、臓器移植、腫瘍免疫、移植免疫、化学療法、低侵襲外科、医用工学、肝炎、臓器保存、NK細胞

【最近のハイライト】
肝臓移植後の感染症を予防する目的で、ドナー肝臓から回収したナチュラルキラー(NK)細胞を培養して活性化させた後に、移植患者さんに点滴注射をして免疫力を高める治療法の臨床研究について、2015年11月に厚生労働省の承認を得ました。このNK細胞を用いた細胞療法は肝移植後の肝癌再発防止目的に2006年1月から臨床応用しており、感染症予防としても効果が高いことが示されました。

研究者総覧へのリンク

教育内容
当講座では消化器外科領域に特化し、上部消化管・下部消化管・肝胆膵・移植の4グループの専門分野で教育を推進しています。大学院では専門性の高い研究を通じ、優れた研究者の養成と国内外への研究成果の発信を目指します。医学教育では診療参加型実習を通じて、基本的外科診療手技の習得と問題解決型思考の実践を目標とします。“患者さんの痛み・苦しみを共感できる、しかも研究・技術・学識・人格に優れた”外科医師・外科科学者の育成に努めています。

研究内容
治療効果の高い安全な医療の提供を目指し、臨床診療につながる次のような研究に取り組んでいます。
1.臓器移植後における免疫応答監視法と免疫寛容誘導法の開発
2.異種細胞・組織・臓器移植における免疫制御法の開発
3.移植後抗体性拒絶機構の解明と制御法に関する研究
4.肝内在免疫担当細胞の解析と制御による肝疾患治療法の開発
5.抗腫瘍免疫機構の解析と制御法に関する研究
6.肝再生機構の解析と制御法に関する研究
7.膵島移植を可能にする分離・培養・移植技術の開発
8.肝移植・膵移植・腎移植手術手技・周術管理法の開発
9.肝虚血再灌流障害に関する研究
10.消化器癌におけるシグナル伝達と分子標的治療に関する研究
11.消化器癌に対する手術手技・周術管理法の開発    
12.消化器癌ヒト疾患モデルマウスの確立と新規治療法の開発
13.低侵襲鏡視下手術のデバイスの開発
14.消化器癌関連遺伝子に関する研究

【写真説明】 消化器・移植外科実験室


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