【研究キーワード】
前立腺癌、膀胱癌、腎盂尿管癌、腎細胞癌、副腎腫瘍、精巣癌、陰茎癌、後腹膜腫瘍、排尿障害、男性不妊、低侵襲手術
【最近のハイライト】
我々の教室では、これまで一貫して臨床応用を目指した泌尿器悪性腫瘍の研究に取り組んでいます。特に、難治性の泌尿器悪性腫瘍に対する集学的治療と、悪性腫瘍に対する解剖学的機能温存ならびに低侵襲手術法の開発、泌尿器悪性腫瘍の治療に関わるバイオマーカーの開発を重点的に行っています。最近のトピックとしては、これまで開発に携わってきた国産手術支援ロボットを用いた泌尿器科手術が保険収載され臨床応用が開始されたことが挙げられ、引き続き国産手術支援ロボットを用いた手術の安全性、有効性を評価して参ります。
引き続き悪性腫瘍に対する薬物療法、バイオマーカー、AI画像診断等を開発・改善するための研究を実施し、研究成果の実用化を推進するとともに、研究対象とする疾患は悪性腫瘍領域に偏ることなく、幅広い領域において先端的な研究を遂行し、日本発のイノベーション創出を目指しています。