スポーツリハビリテーション学

浦邉 幸夫 教授

【研究キーワード】
スポーツ外傷予防、障がい者スポーツ、パフォーマンス向上、転倒予防研究、新技術開発

【最近のハイライト】
 本学は「世界トップ100」の大学に入ることを目標に掲げています。そのためには、教育力、臨床力に加え、研究力を推進しなければなりません。研究室一丸となって「グローバル化=英語の研究論文作成、国際共同研究の推進」にあたっています。その一環として、留学生の受け入れやスポーツ外傷予防のための国際学会を運営し、社会貢献できるように日々努力を続けております。

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【教育内容】
 講義は、理学療法士の基礎となる関節可動域測定、筋力測定、感覚検査などの評価方法の基礎理論を機能能力診断学・実習で指導します。リハビリテーションの主な対象である整形外科疾患、中枢神経疾患などに対しての評価方法、運動療法の基礎技術の習得を目的に運動系理学療法学・実習で教育を行っています。スポーツ外傷理学療法総論では、スポーツ選手に頻繁に生じる足関節捻挫、肉離れ、シンスプリント、ACL損傷などの発生機序や評価方法、治療方法などを学んでいきます。各論では、スポーツ外傷後の評価で用いられる等速性筋力測定装置、固有感覚測定装置などを使用して測定できるように学習していき、得られたデータを解釈する一連の流れを獲得することを到達目標としています。大学院進学者は、下記の研究内容からテーマを選択して、修士および博士の習得を目指していきます。将来は、国内外でのスポーツ現場や大学機関等でリーダーとして活躍することとなります。

【研究内容】
1.膝ACL損傷予防研究
2.足関節捻挫再発予防研究
3.腰痛予防研究
4.投球障害の予防
5.スポーツ選手に対するアスレティックトレーナーサービスシステムの構築
6.新しい運動装置の開発(運動器具、運動用具、サポーター、産学連携研究)
7.足部装着物(靴下)による転倒予防研究(産学連携研究)
8.災害医学とくに放射線災害医学
9.障がい者スポーツに関する研究


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