病理診断学

有廣 光司 教授

【研究キーワード】
遺伝子不安定性、膵癌細胞診、乳癌細胞診、子宮内膜癌、fluolescence in situ hybridization (FISH)

【最近のハイライト】
広島大学プレスリリース
日米国際連携による希少がんの本態解明研究 十二指腸乳頭部がんの大規模ゲノム解読を実施 がんゲノムの「進化」も新たな手法で実証(掲載日:2016年1月26日)
国立研究開発法人国立がん研究センター研究所・がんゲノミクス研究分野の谷内田真一ユニット長らとの多施設共同研究
本研究成果は、米国専門誌「Cancer Cell」2月号の掲載に先行し、オンライン版にて公開されました。

研究者総覧へのリンク

【教育内容】
医学部学生の教育方針:
病院における病理診断科の業務の重要性と難しさについての理解を促し、他科との合同検討会を通して治療に直結する病理診断の精度向上についての取り組みを実感する。
研修医の教育方針:様々な臓器の様々な疾患について幅広い知識と診断能力を身につけることを主とする。要するに病理医は『良い診断が出来てなんぼ!』である。

【研究内容】
日常の診断業務から生まれてきた疑問点や問題点を様々な方法を用いて解決する姿勢が基本である。乳癌や膵癌を対象とする研究が先行しているが、これらに限らず子宮内膜癌、肺癌、甲状腺癌にも対象を広げようとしている。具体的には
乳癌のバイオマーカー評価の精度向上のためのwhole slide imageによる高機能画像解析
膵液あるいは胆汁の細胞診検体の良悪性判定のためのFISH法による遺伝子不安定性の検討
子宮内膜細胞診検体の良悪性判定のためのFISH法による遺伝子不安定性の検討
肺腺癌細胞を用いてのHER2遺伝子のFISH法による遺伝子不安定性の検討

【写真説明】 切り出しの様子

集合写真


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