腎臓内科学

正木 崇生 教授

【研究キーワード】
慢性腎臓病(CKD)、血液透析、腹膜透析、エピジェネティクス、老化、間葉系幹細胞、食塩感受性高血圧

【最近のハイライト】
近年、当科の研究グループは、腎線維化におけるストレス誘導性腎細胞老化とヒストン修飾に関する研究や、間葉系幹細胞による腎線維化抑制に関する研究において成果を上げております。臨床から得られた疑問を、基礎実験で解明し、将来的な創薬に繋げることを目指して研究を行っています。

研究者総覧へのリンク

【教育内容】
腎臓内科では、原発性糸球体・尿細管間質性疾患、高血圧、糖尿病、膠原病、血液疾患などに伴う全身性腎疾患、急性腎不全、慢性腎不全、慢性維持透析(血液透析・腹膜透析)など、あらゆる腎臓病に対し幅広く診療に当たっています。多くの診療科との関連があるため、臨床医として幅広く基本的な知識を習得し、さらに腎臓内科医としての専門的な知識・技術を習得することを目標に教育を行っています。

【研究内容】
1.腎線維化・腹膜線維化抑制機序に関する研究
2.食塩感受性高血圧の病態解明に関する研究
3.腎不全に対するKlotho蛋白などの老化因子関与についての研究
4.間葉系幹細胞を用いた腎線維化進行抑制に関する研究
5.血液透析患者の心血管合併症や予後についての臨床研究
6.バスキュラーアクセスインターベンションの開存率についての臨床研究
7.慢性腎臓病発症に対するリスク因子についての臨床研究

【写真説明】 研究室の様子


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