広大OB田中太郎~リアルを語る~第1弾 「どうやったら合コンがうまくいくか?」

最初のお題は「どうやったら合コンがうまくいくか」です。

 

結論から言いましょう。3対3でお好み焼き屋に行くことです。

 

なぜお好み焼き屋なのか。それは合コンの目的を考えれば当然の結論になります。

合コンは見知らぬ男女が仲良くなるきっかけを作るために開催します。

もし、この目的が「空腹を満たす」のであれば、大戸屋にいけばいいでしょう。「優雅な時間を過ごしたい」のであれば、フレンチでも高給寿司屋でもいいでしょうけど、問題は優雅な時間を共有できるだけのお互いの好感が芽生えているかどうかにあります。気に入らない異性との2時間はある意味地獄です。合コンは、フレンチとか寿司屋に行く相手を見つける場なのです。

少しカジュアルなイタリアンはどうか。なかなかいい線いっていますが、出てくる料理を食べるだけという流れは、会話力と、その裏打ちとなる教養の勝負になります。趣味興味育ちが違ったら、間を持たせるのに苦労して、アルコールの勢いに頼りすぎて失態を見せてしまうこと間違いありません。

ならば鍋はどうか。鍋奉行を買って出るとか、取り分けに精出すとか、いろいろ役割分担ができていいとはいえますが、座敷になるとまずいことになります。女性はスカートの裾が気になって窮屈な思いをすることになります。また、鍋奉行も取り分け係も、あるいはシメのうどんの扱いも、細かいところで料理のセンスが見えてしまう瞬間があります。料理や箸使いに自信がなかったらやめておくべきです。

その点、お好み焼きは料理が簡単で、味の差はあまりでることがなく(少しは出る)、食べ方の作法もやかましくなく、しかも参加者全員が共同作業で料理を作ることになります。人間性がにじみ出て相性を見るのにうってつけであり、親密度も一気に増していきます。しかも、お好み焼きならほぼテーブル席、もしくは掘りごたつなので女性はスカートを気にすることもありません。それよりもなによりも、お好み焼き屋に行くのに、ハイブランドに身を包むバカはいません。服に気を使わずに済むのも、合コン参加へのハードルを下げることに繋がります。

では、なぜ3人か。

2人だと、最初からカップリングが決まってしまうようで、お互い警戒してしまいますよね。でも5人ならどうか。2時間かそこらの一次会では、恐らくはそのうち2人とは話をする機会ができないでしょう。つまり、お互いターゲットが絞り込めません。

ならば、全員とじっくり話ができて、それでいて気軽に時間を過ごせる3人という数が理想だという結論が自然に浮かび上がってきます。

 

あっ、ここでのお好み焼きとは、広島の「お好み」でもなく、「もんじゃ」でもなく、関西風の丸っこいやつ、広島でいう徳川のお好み焼きのことですよ。お間違いなく。

 

じゃぁね。

 

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