小学校体育専科教師の授業力量形成に関するライフヒストリー研究 林俊雄と大後戸一樹の授業スタイルの形成と変容

本書は、全国的に数少ない小学校体育専科教師を対象にした授業力量形成に関するライフヒストリー研究の試みである。編者は、1992 年 4 月に広島大学学校教育学部に体育科教育担当の講師として採用され着任した。その時の学校教育研究科修士課程で初めて大学院の指導を担当した学生が、当時修士課程 2 年目に在籍していた林と大後戸であった。このお二人との体育授業研究の継続的な体験から、お二人の授業がいくつかの要因を契機として大きく変化したことを実感し、小学校体育専科教師の授業力量形成の過程を、お二人の授業や学校はもちろん、それらを取り巻く家庭や地域社会の広がりの中で明らかにしてみたいと強く思うようになった。その結果、ライフヒストリー研究の方法論でお二人の授業力量の形成過程を明らかにするという本書が成立したのである。
著者 | 編著:木原成一郎 共著:中西紘士、林俊雄、大後戸一樹 |
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出版社 | 創文企画 |
出版年月 | 2022年10月1日 |
ISBN | 978-4-86413-166-7 |
値段 | 定価 2,420円(本体2,200円+税) |
種類 | 共著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
木原 成一郎
kiharas*hiroshima-u.ac.jp
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