両宋時期漢籍東傳日本論述稿

本書は、先に出版した『日宋漢籍交流史の諸相―文選と史記、そして白氏文集』の姉妹篇に当たる。「正倉院文書」、「天皇宸記」、「平安時代の公家日記」という三大史料群にみえる漢籍書目史料を網羅的に整理し、これらの史料に基づいて中世日本漢籍の収蔵及び読書の実態の解明を試みたものである。さらに、『文選』及び『白氏文集』の鈔刊本を具体的な研究例とし、東アジア文化圏における鈔本から刊本への転換期に見られる文集の編纂ならびに文学創作の諸相についても、多角的な考察を加えた。
著者 | 陳 翀 |
---|---|
出版社 | 浙江人民出版社 |
出版年月 | 2021年11月 |
ISBN | 978-7-213-09991-5 |
値段 | 定価 6,534円(本体5,940円+税) |
種類 | 単著 |
本書についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。
広島大学大学院人間社会科学研究科
陳 翀
chenchon*hiroshima-u.ac.jp
※E-mailアドレスは、*を半角@に置き換えて送信してください。