文学をひらく鍵-ジェンダーから読む日本近現代文学

本書は、日本近現代文学を〈ジェンダー〉の視座から考察した論文集である。〔文学×ジェンダー〕を縦糸に、〔社会・宗教・身体・芸術〕の4つの視点を横糸に、夏目漱石から現代のゲーム文学までを読み解いた16本の論文と、1本のエッセイとで構成されている。 本書のもう一つの側面は、執筆者が2004~2024年度の期間中に広島大学文学研究科/人間社会科学研究科の博士課程後期に在籍し、日本近現代文学の有元ゼミにおいて共に学んだことにある。過去と現在、そして未来を結びつける新たな視点を提供すべく、各論者たちがジェンダーという「鍵」によって文学をひらいていった考察の軌跡を、ぜひご高覧いただきたい。
著者 | 編者:二宮智之,九内悠水子,中元さおり,大西永昭,有元伸子 |
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出版社 | 鼎書房 |
出版年月 | 2024年12月25日 |
ISBN | 978-911312-02-5 |
値段 | 本体3,000円+税 |
種類 | 編著 |
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広島大学大学院人間社会科学研究科
有元 伸子
narimoto*hiroshima-u.ac.jp
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