しまなみ海道域海洋生物学実習

  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生を主たる受講対象とした単位互換提供科目です。
    参加希望者は各大学の教務・学務担当係を通して応募してください。具体的な応募手続きに関しては、各大学の教務・学務担当係にお問い合わせください。
  • 2泊3日の合宿形式で海洋生物の野外採集などを行う実習です。
  • 前期、後期として2回実施します。受講できるのは、前期、後期のいずれか片方です。
    • 前期日程:6月6日(木) ~ 8日(土)
    • 後期日程:10月17日(木) ~ 19日(土)
  • 受講定員は、前期、後期それぞれ20名(教育ネットワーク中国・会員校の優先枠3名)です。
  • 実習内容に関しては、臨海実験所(連絡先は下記)までお気軽にお問い合わせください。
  • 自然災害などの影響を考慮して受講定員・内容・日程が一部変更になる可能性があります。予定の変更がある場合は受講者に通知すると共に本ウェブページを更新しますので、定期的な確認をお願いします。

2024年度(令和6年度) 実施内容(概要)

1. 開講場所

〒722-0073 広島県尾道市向島町2445
広島大学 瀬戸内CN国際共同研究センター ブルーイノベーション部門 臨海実験所
Tel:0848-44-1143 Fax:0848-44-5914

2. 開講日時等

  • 開講期間
    • 前期:6月6日(木) ~ 8日(土)(2泊3日)
    • 後期:10月17日(木) ~ 19日(土)(2泊3日)
  • 集合日時:両日程とも1日目 13:00 開始(予定)
  • 集合場所:臨海実験所。公共交通機関を利用して来所する場合、実験所職員が公用車での送迎を行いますので駅前渡船船着場(向島側)に集合して下さい。
  • 担当教員:田川訓史、植木龍也、有本飛鳥

3. 実習内容

  • 2泊3日の合宿形式で海洋生物の野外採集などを行う実習です。1日目は 13:00開始、最終日は 14:30頃終了予定です。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯での生物採集および採集した生物の観察と分類を行います。また、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と発光の観察などを行います。
  • 参考書として、動物の多様性に関する一般書、海洋動物の図鑑などに目を通しておくことが望ましいです。
  • 実習最終日に実施内容に関する発表会を行い、その後レポートと実習中に作成したスケッチを提出します。

※ 悪天候で野外活動ができない場合、実習内容を変更する可能性があります。

4. 持参するもの

  • ノート、筆記用具、ケント紙10枚程度、ノートパソコン、濡れてもよい動きやすい服装(ジャージやラッシュガードなど、怪我防止のため肌の露出を防ぐことのできる衣類を推奨。水着も可。膝の上まで海に浸かります)、着替え、館内上履き(通学用の靴と兼用可)、磯歩き用の滑りにくい靴(使い古したスニーカー・⻑靴など、マリンシューズを持参する場合は通常のスニーカーやウォーキングシューズと同等以上の外装厚のあるものを選ぶこと、怪我防止のためサンダル・クロックスなどのつま先・かかとがむき出しになる靴は不可)、濡れても良い丈夫な手袋(軍手など)、帽子、薬(虫よけ薬、虫刺され薬、日焼け止めなど)、健康保険証(必携)、体温計、釣り道具(個人的に所有している場合は持参をお願いします。所有していない場合は実験所のものを貸し出します)、来所前の健康状態を記録した健康確認票(詳細は「注意事項」の項目)

※ 実験所周辺には、日用品を購入できる店がないので、上記以外に必要と思われるものは持参してください。
※ 採集範囲を広げたい人は水着を持参して下さい(遊泳は注意事項を守って自己責任でお願いします)。
※ 野外作業を含むため、帽子等の日射し対策は十分に!
※ 所内は土足可ですが、館内上履きと野外採集用の靴の兼用はできません。野外採集後の濡れた靴を履き替えることができるように、別の靴(通学用の靴と兼用可。サンダル・クロックス可)を用意してください。
※ 宿舎に備え付けの洗濯機と洗剤・漂白剤を使用できます。シャワールームには、共用のシャンプー、ボディーソープがあります。パジャマ、タオル、洗面用具、歯ブラシ等のアメニティグッズはありませんので持参してください。

5. 費用

  • 集合場所までの往復交通費の各自負担
  • 実験所における生活費:5,720円(2泊3日、6食)
    内訳:寝具クリーニング代(1,300円)、朝・昼・夕食代(2,900円)、飲料代(500mLペットボトル4本、320円)・共益費・衛生対策費(600円)、釣りえさ・仕掛け代(600円)
  • 費用は実習当⽇に実験所で集⾦します。お釣りのないように⽤意してください。

6. 注意事項

  • 集合時間は厳守し、遅れそうな場合は早めに連絡して下さい。実験所への往復の際は、事故を起こさぬよう充分注意して下さい。
  • 1日目の昼食は用意しません。あらかじめ済ませてから実験所に来るか、弁当を持参してください。
  • 昼食と夕食は日替わりの宅配弁当です。発注先の都合上、内容の指定や変更はできません。また、原材料についてのアレルギー情報は提供されていないことに留意して下さい。
  • 特定生物に対する飲食以外でのアレルギー、その他特異体質がある場合は事前に連絡してください。
  • 学生教育研究災害傷害保険(または同等以上の傷害保険)に必ず加入しておいてください。
  • やむを得ず欠席する場合は、開催1週間前までに広島大学臨海実験所(連絡先はページ最下段)まで申し出てください。直前にやむなく欠席・遅刻する場合も、必ず連絡してください。
  • 当臨海実験所では感染症対策ガイドラインを設定し、2020年8月からこれに則った施設利用をお願いしています。施設利用についてのページから2点のファイル「感染症対策ガイドライン(利用者向け)」「【別紙】健康確認票」をダウンロードして、履修登録時に必ず内容を確認してください。
  • 臨海実験所への入構には、来所前の健康状態を記録した「【別紙】健康確認票」の提出が必要ですので、忘れずにご準備ください。
  • ガイドラインの内容や施設利用可否判定基準について不明な点がある場合は、事前に臨海実験所へご連絡ください。
  • 実習スケジュールは事前にファイルでお渡しします。テキスト(実習書)は実習当日にお渡しする予定です。

7. 順路

公共交通機関を利用して来所する場合

  • JR尾道駅→徒歩1分→駅前渡船(100円)→タクシー(1,500円程度)→実験所
  • JR尾道駅→徒歩1分→駅前渡船(100円)→徒歩1分→駅前渡船バス停→実験所(大学前バス停 250円)
    バス時刻は、おのみちバスHP 駅前渡船バス停時刻表(立花線江の浦行き)を確認してください。
  • JR新尾道駅(新幹線)→バス→JR尾道駅→以降は上記と同じ
  • JR新尾道駅(新幹線)→タクシー(3,500円程度)→実験所

車またはバイクで来所する場合

  • 国道2号線→尾道大橋→向島 干汐・立花方面→実験所
  • 国道2号線→尾道バイパス→尾道大橋→向島 干汐・立花方面→実験所
  • 国道2号線→福本渡船あるいは尾道渡船→向島 干汐・立花方面→実験所

【問合せ・連絡先】
 広島大学 瀬戸内CN国際共同研究センター ブルーイノベーション部門 臨海実験所
 〒722-0073 広島県尾道市向島町2445
 TEL: 0848-44-1143
 E-mail:rinkai*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に変換して送信してください)


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