2023年度実習案内

当臨海実験所の教員が主担当を務める臨海実習は以下の通りです。
2023年度(令和5年度)の臨海実習は、下記日程で開催予定です。

※ 実習への参加をご検討されている皆様へ
安心安全な教育研究環境を提供するため、当臨海実験所では「感染症対策ガイドライン」を作成し、2020年8月からこれに則った実習を実施しています。詳しくは
施設利用について のページをご参照下さい。

※ 自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては実習の内容・日程が一部変更になる可能性があります。予定の変更がある場合は受講者に通知すると共に本ウェブサイトの情報を更新しますので、定期的な確認をお願いします。

広島大学の学生が受講対象の実習
実習名 期間
海洋生物学実習A 2023年 7月15日(土) 〜 17日(月)
(オンライン発表会は8月下旬予定・詳細は対面実習時に通知)
海洋生物学実習B 2023年 9月 4日(月) 〜 7日(木)・9月11日(月)
他大学の学生・広島大学の学生の両方が受講対象の実習
実習名 期間
海洋生物教育臨海実習 * 2023年 5月13日(土)【1回目・ガイダンス】
しまなみ海道域海洋生物学実習(前期)* 2023年 6月 1日(木) 〜 3日(土)
しまなみ海道域海洋生物学実習(後期)* 2022年 10月26日(木) 〜28日(土)
公開臨海実習 <生物モニタリングコース> * 2023年 8月14日(月) 〜 17日(木)・9月11日(月)
公開臨海実習 <進化発生・オミクス解析コース> * 2023年 9月 4日(月) 〜 7日(木)・9月11日(月)
公開臨海実習 <進化発生・ゲノム編集コース> * 2023年 8月21日(月) 〜 25日(金)・9月11日(月)

* 教育ネットワーク中国・単位互換提供科目

他大学の学生が受講対象の実習
実習名 期間
瀬戸内海向島海洋生物学実習 (放送大学) 2023年 5月16日(火) 〜 17日(水)

海洋生物教育臨海実習

  • 本実習は理学部生物科学科(生物学プログラム)の定める履修区分のうち、専門教育科目 > 専門科目 > 自由選択 の科目です(詳細は理学部学生便覧を参照してください)。
  • 広島大学理学部・他学部、教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生を受講対象にしています。
  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生へは単位互換提供科目として開講しています(教育ネットワーク中国に関してはこちらをご覧ください)。
     
  • 小学校教員または中学・高校の理科教員を目指す学生向けに2020年度(令和2年度)から新規に開設された実習です。
  • 1回目 2023年5月13日(土)にオンラインでガイダンスを行い、その後の実習計画を立てます。2回目以降の実習日程はガイダンス時に通知します。
  • この実習では、臨海実験所で実施される小・中・高等学校などの実習に参加し、海洋生物採集や海洋生物を材料とした実験などの作業を児童・生徒と共に実体験しながら、海洋生物教育の方法・指導すべきポイントや海での安全管理について学びます。
  • 詳細はこちらをご覧ください。

海洋生物学実習A

  • 広島大学理学部生物科学科の2年生を受講対象にしています。
  • 本実習は理学部生物科学科(生物学プログラム)の定める履修区分のうち、専門教育科目 > 専門科目 > 選択必修 の科目です(詳細は理学部学生便覧を参照してください)。
  • 本実習の履修を希望する学生は、履修登録期間中に生物科学科事務室(理学部C棟2階C215号室)に申し出てください。「もみじ」からの履修登録はできません。
     
  • 2泊3日の合宿形式で海洋生物の野外採集などを行ったのち、別日にオンライン発表会を行います(新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、日帰りでの開催になる可能性があります)
  • この実習では、自然界の生物に直に接して生物の多様性を理解し生物学を多角的に見ることができるきっかけをつくることを目的として、生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯と干潟での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。
  • 詳細はこちらをご覧ください。

海洋生物学実習B

  • 広島大学理学部生物科学科の3年生を受講対象にしています。
  • 本実習は理学部生物科学科(生物学プログラム)の定める履修区分のうち、専門教育科目 > 専門科目 > 自由選択 の科目です(詳細は理学部学生便覧を参照してください)。
     
  • 3泊4日の合宿形式での実験と、別日のオンライン発表会を行う実習です。(オンライン発表会は公開臨海実習3コースと合同実施)
  • この実習では、主に新口動物の発生様式の比較などを通じて進化発生生物学を学びます。
  • 内容は、新口動物(ウニ・ホヤ・ギボシムシ・ナメクジウオなど)の発生観察と解剖、発生における遺伝子発現やその制御に関する次世代シーケンス解析などを行います。
  • 詳細はこちらをご覧ください。

公開臨海実習

  • 国立大学間の単位互換制度に基づく、全国の大学生(学部2年生以上)・大学院生を受講対象とする実習です。公立大学および私立大学の学生も参加可能です。詳細は下記の臨海実験所までお問い合わせください。
  • 授業料は原則不要です。参加実費のみ必要です。
  • 毎年6月上旬までに、全国各地の大学に実施要領や願書等の書類が郵送されますので、応募を検討される方は各大学の教務・学務担当係へお問い合わせください。
  • 募集締め切りは2023年7月4日(火)(必着)です。
  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生も対象とした単位互換提供科目です(教育ネットワーク中国に関してはこちらをご覧ください)。
  • 本実習は理学部生物科学科(生物学プログラム)の定める履修区分のうち、専門教育科目 > 専門科目 > 自由選択 の科目です(詳細は理学部学生便覧を参照してください)。
  • 毎年5月頃に全国各地の大学に全国の国立大学臨海・臨湖実験所の公開臨海実習のポスターが配布されます。
  • 全国の国立大学臨海・臨湖実験所の公開臨海臨湖実習の日程については、こちらをご覧ください。

  • 当臨海実験所が開講する公開臨海実習には以下の3つの実習があります。

    • 生物モニタリングコース
    • 進化発生・オミクス解析コース
    • 進化発生・ゲノム編集コース

    • 3つの実習の中から複数の実習を履修することも可能ですが、その場合、単位認定は1実習のみとなりますのでご注意下さい。

    <生物モニタリングコース>

    • 3泊4日の合宿形式での海洋生物の野外採集などと、別日のオンライン発表会を行う実習です。(オンライン発表会は海洋生物学実習B・公開臨海実習3コースで合同実施)
    • この実習では、海洋生物の多様性や分類系統について生物観察・採集と実験の両面からデータを収集・解析することで学びます。
    • 内容は、潮間帯を中心にした磯と干潟での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察などを行います。また、採集した生物のDNA抽出と次世代シーケンサーを用いた DNA 配列解析を行い、生物多様性の調査を行います。

    <進化発生・オミクス解析コース>

    • 3泊4日の合宿形式での実験と、別日のオンライン発表会を行う実習です。(オンライン発表会は海洋生物学実習B・公開臨海実習3コースで合同実施)
    • この実習では、主に新口動物の発生様式の比較などを通じて進化発生生物学を学びます。
    • 内容は、新口動物(ウニ・ホヤ・ギボシムシ・ナメクジウオなど)の発生観察と解剖、発生における遺伝子発現やその制御に関する次世代シーケンス解析などを行います。

    <進化発生・ゲノム編集コース>

    • 4泊5日の合宿形式での実験と、別日のオンライン発表会を行う実習です。(オンライン発表会は海洋生物学実習B・公開臨海実習3コースで合同実施)
    • 7大学合同公開臨海実習として他大学の講師を多数招き、さらに国際交流協定校である台湾中央研究院からも講師を招いて実施します(※ 一部の講義はオンラインで行われます)。
    • この実習では、主に海産無脊椎動物を用いたゲノム編集実験を行い、ゲノム編集の原理や応用の広がりを進化発生学の視点を通じて学びます。
    • 内容は、ゲノム編集に用いる動物(ウニ・ホヤなど)の発生観察と解剖、ゲノム編集実験などを行います。
    • 詳細はこちらをご覧ください。

しまなみ海道域海洋生物学実習

  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生を主たる受講対象とした単位互換提供科目です(教育ネットワーク中国に関してはこちらをご覧ください)。
  • 以下の前期日程、後期日程のいずれか片方を受講できます。
    前期日程:6月 1日(木) ~ 3日(土)
    後期日程:10月26日(木) ~ 28日(土)
  • 2泊3日の合宿形式で海洋生物の野外採集などを行う実習です。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。
  • 詳細はこちらをご覧ください。

瀬戸内海向島海洋生物学実習 (放送大学)

  • 放送大学の2023年度(令和5年度)第1学期面接授業です。
  • 受講定員は20名です。
     
  • 1泊2日の合宿形式で海洋生物の野外採集などを行う実習です。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で動物の分類学と生態学の基礎を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心とした磯での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。
  • 実習に関する詳細な概要は、放送大学のシラバスを参照してください。


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