平成25年度活動報告

コア科目ワークショップ(合同発表会)を開催

日時:2013年7月11日(木)14時30分~18時00分
場所:総合科学研究科第1会議室
日時:2013年7月25日(木)14時30分~18時00分
場所:総合科学研究科第1会議室
4つのコア科目( 「現代リスク論」 「総合情報論」「創造と想像」「文明と環境」)の合同発表会を行いました。全11グループが発表を行いました。

各グループの研究テーマ一覧

■現代リスク論(4グループ)
・情報氾濫のリスク-東日本大震災に着目して-
・原発事故被災地産の食品に対するイメージ変化について-消費者の知識不足によるリスク-
・表彰台をつくらないリスク-昨今の日本教育がつくる新しい社会のかたち-
・政治的無関心-公職選挙法改正を通しての考察-
■総合情報論(2グループ)
・なぜSNSは人々を動かすのか
・情報発信型ネット社会における問題-ネット炎上を中心に-
■創造と想像(3グループ)
・宇宙人「そうぞう」の物語
・五感が語る芸術の立体感-博物館のそうぞう-
・負から明日をソウゾウする-30年後の福島に向けて-
■文明と環境(2グループ)
・文明の発展と自然環境との調和-道の駅 湖畔の里福富を事例に-
・原子力発電の今

発表会中の様子

開催挨拶
発表中の様子1
発表中の様子2

マーク・ハリソン博士講演会「グローバル経済の発展と伝染病」を実施

日時:2013年4月15日(月)16時半~18時半
場所:総合科学研究科J306教室

実施内容
別件で広島に訪問されていたマーク・ハリソン博士(オックスフォード大学歴史学部教授)を総合科学研究科にお招きして、講演会「グローバル経済の発展と伝染病」を開催しました。
ハリソン博士は医学史がご専門で、今回の講演会はハリソン博士の著書を元に構成されたものです。広報用のポスターやチラシにも記載しましたが、医学史は非常に学際的な分野で、自然科学と社会科学とにまたがる領域です。また、伝染病は近現代社会が抱える大きなリスクの一つであり、戦争との深いつながりがあります。本講演会では、伝染病としてコレラを取り上げ、発生源の南アジアからヨーロッパに感染が拡がり、世界的流行に至った経緯とその原因について、多角的アプローチ(自然科学データとの関連・移民・貿易・防疫等)によって分析した内容を発表されました。 講演会は英語で行われ、講演会内容について日本語による解説を行った後に質疑応答を実施しました。

布川先生による開催挨拶&ハリソン博士の紹介(英語)
質疑応答中のハリソン博士
講演会内容について日本語による丁寧な解説を行ってくれた金貞蘭さん

余談
この日は、講演会開始直前になってもハリソン博士と連絡がとれず、学内で迷われているのかと心配していました。開始予定時間から約10分後、金さんと一緒に無事に到着されて、関係者一同、安堵いたしました。「演者が来ない」という事態は、主催者にとって本当にひやひやしますね・・・。(報告者:河崎)

コア科目TAファシリテーション研修を実施

日時:2013年4月13日(土)~4月14日(日)
場所:グリーンピアせとうち
参加者:学生9名(D学生:4名、M2:5名)、引率教員2名(堀江、河崎)
平成25年度のコア科目TAを対象に実技的研修としてファシリテーション研修を実施しました。今回初めてTAを経験する人を中心にファシリテーター役(以下、FAと表記)を実際に経験してもらいました。参加したTAのみなさんに研修の感想を聞くとそれぞれに得たことがあったようなので、それらを うまく活かして、グループワークをサポートしていって欲しいと思います。4月の第4週目からはコア科目のグループワークが早速始まります!

■実施スケジュール
1日目(4/13 土曜日)
09:00 総科玄関前集合、マイクロバスで研修施設へ移動
10:00~10:30 自己紹介/アイスブレイク(FA:堀江)
10:30~11:30 3人1組コーチング
11:30~12:30 コア科目TAの条件について(FA:河崎)
(昼食・昼休憩)
13:30~15:30 セッション1
16:00~18:00 セッション2
(夕食)
20:00~22:00 セッション3
2日目(4/14 日曜日)
(朝食)
09:00~11:00 セッション4
11:00~12:00 ふりかえり/まとめ (FA:堀江)
12:15 マイクロバスで帰学
13:00 大学着、解散

研修会の様子(写真)

3人一組コーチング。 聴き手役、話し手役、記録係を交代で行いました。
昨年に引き続き「いかにリスク引き受けるか -How to  take a risk-」をテーマに、セッションを4回行いました  セッション1の前半は堀江先生にファシリテートしてもらい、それ以降はTAのみなさんにFAをしてもらいました(1時間交代)。  FA交代前にはメタ・ダイアローグを行いました。メタ・ダイアローグでは、FAへのフィードバックを行ったり、FA自身が困ったことを出してもらったり、話し合いをよりよくするアイディアについてみんなで出し合いました。
夕食後のセッション。時計はすでに21時半。壁に貼りつけたフリップチャートの用紙がどんどん増えて行きます。  13日は、3セッション行い、5人がFAを体験し、22時に終了しました。  14日は2名がFAを体験し、最後に今回の研修のふりかえりとまとめを行いました。

コア科目ガイダンスを実施

日時:2013年4月11日(木)14時半~16時半
場所:総合科学研究科第1会議室

平成25年度コア科目受講生(約85名)を対象に、4科目合同でガイダンスを実施しました。ガイダンスの実施内容は下記の通りです。来週から早速講義が開始します。受講生は、講義開始前までに履修登録を必ず済ませておいてください。※ガイダンスを欠席した学生は、至急、RM事務室にガイダンス資料をとりにきてください。
■実施内容
2013年4月11日(木)14時35分~16時00分
14時35分~14時50分 コア科目の意義と目的、コア科目の位置づけ(RMプログラム代表:布川先生)
14時50分~15時10分 各講義の紹介(辻先生、匹田先生、田原先生、布川先生)
15時10分~15時15分 コア科目受講上の注意、過去の研究テーマ紹介(河崎)
(休憩15分)
15時30分~16時00分 グループワークへの関わり方について(河崎)
■平成25年度コア科目担当教員
【現代リスク論】 佐々木宏、辻学、長谷川博
【総合情報論】 匹田篤、乾雅祝、隠岐さや香、柴田美紀
【創造と想像】 田原光広、伊藤隆夫、石田敦彦、丸田孝志
【文明と環境】 布川弘、フンク・カロリン、山田俊弘
来週(4/18)の講義室
【現代リスク論】 K211
【総合情報論】 K101
【創造と想像】 第1会議室
【文明と環境】 L102 → K108に変更になりました。

布川先生による「コア科目の目的と意義」について
全体の様子


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