平成29年度活動報告

平成29年度学生独自プロジェクト成果報告会開催

平成29年度採択の6プロジェクトの成果報告会を開催しました。
異分野,異領域の学生同士による学際性を志向した研究の成果が報告され,質疑応答も活発に行われました。

 

発表内容(発表10分+質疑応答5分)

■第1回
日時:3月14日(水)13:00-14:30
場所:総合科学研究科 J306講義室
1.学生独自プロジェクト(研究着手支援)報告(1件)
 (1)「自閉症病理におけるミクログリアの役割 -バルプロ酸胎児期暴露によるモデルマウスを用いて-」
  プロジェクトメンバー:本田達也・中村勇太
2.学生独自プロジェクト成果報告(4件)
 (1)「呪術,数学,科学:脱魔術化における数学の役割」
  プロジェクトメンバー:高山善光・片山拓弥
 (2)「市民の余暇活動と専門家との認識の相違に関する社会調査 -水族館に着目して-」
  プロジェクトメンバー:谷綺音・川﨑梨江・上野祐介
 (3)「新規神経ペプチドによるBATの脂肪合成がWATに及ぼす影響」
  プロジェクトメンバー:齋藤鷹也・越智祐太・鹿野健史朗・下村周平
 (4)「金刀比羅宮をめぐる総合科学的研究 -洋画・信仰・平和・近代化の関係-」
  プロジェクトメンバー:所ふたば・青原温子・小森千奈

■第2回
日時:3月19日(月)11:00-11:30
場所:総合科学研究科 J306講義室
1.学生独自プロジェクト成果報告(1件)
 (1)「活火山の噴火頻度とイメージがリスク認知や防災対策に与える影響 -富士山と桜島の比較を通して-」
  プロジェクトメンバー:川﨑梨江・金本友佑・湯淺梨奈

報告会の様子(写真)

発表会の様子(写真)

平成29年度学生独自プロジェクト採択

RMプログラムでは、文理融合・リサーチマネージメント・総合科学・学際研究の進展につながるような内容・理念をもった独創性にあふれた学生主導の共同研究プロジェクトへの支援として、「学生独自プロジェクト」事業を実施しています。
学生独自プロジェクトは、総合科学研究科博士課程前期・博士課程後期に在籍する学生であればどなたでも応募可能です。募集の概要・スケジュールはこちらをご参照ください。

平成29年度に採択されたプロジェクトはこちらです。

コア科目発表会開催

日時:2017年7月12日(水)14時35分~18時00分
場所:総合科学研究科L101

日時:2016年7月26日(水)14時35分~17時50分
場所:総合科学研究科L101

4つのコア科目(「現代リスク論」「総合情報論」「創造と想像」「文明と環境」)の合同発表会を行いました。全12グループが発表を行い,各グループの発表に対して質疑応答が活発に行われました。また、26日の発表会終了後には懇親会が開催されました。

■「現代リスク論」テーマ一覧(3グループ)
・専門家と市民間のギャップ-広島土砂災害から考えるリスク-
・SNS依存を引き起こす要因の検討
・歩きスマホを行う要因の解明
■「総合情報論」テーマ一覧(3グループ)
・消費活動における色の影響-経済活動を中心に-
・震災時における効果的な音声情報伝達
・東京2020からみる情報のズレ-外国人の認識している情報と実際の情報-
■「創造と想像」テーマ一覧(3グループ)
・メディアとソウゾウ
・100年後の科学技術をソウゾウする
・Creation from the A-Bombing
■「文明と環境」テーマ一覧(3グループ)
・中国の大学入試
・東広島市の地域活性化を促進するために大学生は何ができるか-広大生と東広島市民の情報ネットワークの現状と課題-
・東広島市のごみ問題

また,今年度から,発表会において,特に優秀な発表を行ったグループを表彰する制度を設けました。優秀発表賞は下記のとおりです。

■優秀発表賞

7月12日:現代リスク論2班 「SNS依存を引き起こす要因の検討」

7月26日:総合情報論3班 「東京2020からみる情報のズレ-外国人の認識している情報と実際の情報-」

発表会・懇親会の様子(写真)

7月12日発表会

7月26日発表会

懇親会

コア科目TA研修開催

日  時:2017年4月15日(土)~4月16日(日)
場  所:国民宿舎 野呂高原ロッジ
参加者:学生12名(D学生:11名、M2:1名),引率教職員2名
講  師:川瀬真紀先生(産学・地域連携センター 新産業創出・教育部門長/准教授)

平成29年度のコア科目TAを対象に実技研修としてTA研修を実施しました。講師に産学・地域連携センターより川瀬先生をお迎えしました。

研修では「グループでのプロジェクトの進め方を考える」「視点を変えての発想,多様な視点を捉える方法を学ぶ」「PBLのアプローチ(考え方)を活かす状況を考える」「ツール(道具)を活かす状況を考える」ことを目標にしました。研究計画を土台にした発表資料を作るために受講生はどのような活動をしていけばよいかを小グループで話し合い,ジャーニー・マップにまとめました。さらに,ジャーニー・マップの活動をもとに各自がコア科目グループワークの進め方を考え,全体で発表,フィードバックを行いました。

【1日目】(4/15)
9:00 移動(送迎バス利用)
10:00 はじめに/自己紹介
・PBLの由来,PBLの進め方
・In Action! テーマの決め方:発想法を使ってオムニバス講義の後に実践してみよう!
(昼食12:00~)
13:00 コア科目のロードマップを作る
・コア科目の目標
・評価基準と発表資料
・教育成果物:研究計画の項目
・In Action! コア科目の進め方:journey mapを使って
(夕食18:30~)
交流会

【2日目】(4/16)
(朝食)
09:00 コア科目ロードマップの発表とフィードバック
・コア科目ロードマップのブラッシュアップ
・まとめ
12:00 移動(送迎バス利用)
帰学・解散

研修会の様子(写真)

コア科目ガイダンス開催

日時:2017年4月12日(水)14時35分~16時
場所:総合科学研究科第1会議室

平成29年度コア科目受講生(約70名)を対象に、「現代リスク論」「総合情報論」「創造と想像」「文明と環境」の4クラス合同でガイダンスを実施しました。事前に受講希望2つを書いてもらい、それをもとにクラス分けをしています(各クラス3グループ編成)。

実施内容
2016年4月13日(水)14時35分~16時
14:35~14:50 コア科目の目的と意義について(淺野敏久先生)
14:50~15:00 各クラス担当教員紹介
15:00~15:10 全体のスケジュールの説明、調査票について
15:10~15:20 休憩10分(調査票の記入&提出)
15:20~16:00 グループワークへの関わり方について


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