【マンガでマジに学ぶ】家ごもりビブリオバトル(マンガ編)第三弾

【マンガでマジに学ぶ】家ごもりビブリオバトル(マンガ編)第三弾 をお届けします。

※外部サイトにリンクしています。

義男の空

『義男の空』 エアーダイブ Dybooks

内容:
ひとりの「医師」の人生の歴史と、その「仲間(かぞく)」たちの物語がクロスオーバー(交差)する、感動のドキュメンタリー・コミック!

おススメコメント:
北海道に実在する小児脳外科医をモデルにした漫画です。小児脳外科は術後のケアが重要です。主人公が手術だけでなく、その後の子供たちの成長を助ける姿に心を打たれます。彼に命を助けられたお子さんのお父さんがこの漫画の作者です。4月13日のNHK「逆転人生」で放送されたのをきっかけに取り寄せて読み始めています。

(江本知正 理学研究科1978年修了)

メイドインアビス

『メイドインアビス』 つくし あきひと 竹書房

内容:
細密で独創的な絵柄が魅力のイラストレーター界の鬼才・つくしあきひとが、待望の商業デビュー!!
幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻がついに登場!!

おススメコメント:
「ー闇すらも及ばぬ深淵へとその身を捧げ挑む者たちに、アビスはすべてを与えるという。生きて死ぬ、呪いと祝福の、その全てをー」『アビス』という未知の闇に挑む、後戻りのできない冒険ファンタジー。母親を追いかける少女リコと、無くした記憶を求めるロボットの少年レグ。未知への憧れを胸に、死が待ち受ける闇の奥へ奥へと突き進んでゆく二人。幼い二人の明るさを表すようなキュートな作画と、対照的に描かれる刹那的で臨場感溢れる展開、残酷とも言える壮大な世界観、そのギャップに魅了されました!!

(匿名希望 文学部在学生)

クッキングパパ

『クッキングパパ』 うえやま とち 講談社

内容:
荒岩一味は食の街・博多でバリバリ働くサラリーマン。
荒岩には、仕事よりも大切なものがある。それは、家族。多忙を極める業務の合間、家族のため料理を作る荒岩。料理が好き、そして食べてくれる家族の笑顔が大好き。荒岩の活力は家族の「おいしい笑顔」なのだ。
妻・虹子、長男・まこと、長女・みゆきの四人家族を中心に、家庭人として、時に企業人として、荒岩は今日もその腕を振るう!

おススメコメント:
日々の料理で生活が豊かになる、当たり前の日常がとても愛おしく思えるマンガです。既に150巻以上発売されてますが、どこから読んでもきっと楽しめます。家事できる男はかっこいいと信じる方々のバイブルです!

(有富大輔 生物圏科学研究科2008年修了)

パリピ孔明

『パリピ孔明』 四葉 夕卜 (原著), 小川 亮 (著) 講談社

内容:
五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか--!!

おススメコメント:
諸葛孔明が現代社会にきたら、どんな戦術で世界を変えていくか。そんな話を描いたギャグマンガです。無茶苦茶な設定ですが、孔明の心情を丁寧に描いているので、三国志ファンはのめり込んで楽しめます。

まだ一巻なので、これからオススメです!

(有富大輔 生物圏科学研究科2008年修了)

この世界の片隅に

『この世界の片隅に』 HERO スクウェア・エニックス

内容:
18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。そして、昭和20年の夏がやってきた――
戦時下の広島・呉に生きる、すずの日常と軌跡を描く物語。

おススメコメント:
ドラマでも映画でも話題になった、この世界の片隅に、の原作マンガです。広島の戦争の話ですが、同時に当時の日常を朗らかに描かれていて悲しくても心温まります。
何でもない毎日が、いかに大切だということを感じることができるので、今こそ読みたい話だなぁと感じます。

(有富大輔 生物圏科学研究科2008年修了)

全員くたばれ!大学生

『全員くたばれ!大学生』 サレンダー橋本 扶桑社

内容:
青春の只中にいる若者も、チンケな孤独を持て余す大人も必読!
パリピもオタクも大嫌いな主人公の全く成長しない一年間

おススメコメント:
令和の太宰治、ワカモノの挫折と鬱屈を描かせれば右にでるものがないサレンダー橋本の最新作(SPA!連載中)。不本意なまま入学した大学になじめず、プライドと孤独の板挟みになってどんどん追い込まれていく主人公・亀田哲太の心情には、だれもがハッとさせられる。大学生のあなた、いまならまだやりなおせるぞ。

(千野信浩 総合科学部1985年卒)

つらつらわらじ

『つらつらわらじ』 オノ・ナツメ 講談社

内容:
時は寛政、江戸も半ばを過ぎた頃、「備前蜂」の紋を掲げた岡山藩熊田家藩主・治隆(はるたか)は、家臣と人足たち数百人を引き連れて、参勤の旅に出た。行列には、治隆を疎んじる幕府老中・松平定信(まつだいら・さだのぶ)の密偵も紛れ込む。江戸までの道のりは、その距離以上に長く、波乱で満ちていた。

おススメコメント:
大胆なデフォルメと、極限までディテールを省略する画風が特徴的なオノナツメの時代劇。備前岡山藩主、熊田治隆の参勤交代に仕えることになった新米家老、熊田和泉の苦悩と心の成長を描く。幕府にも逆らう破天荒な藩主治隆の決めぜりふにシビれること請け合い。

(千野信浩 総合科学部1985年卒)

クレヨンしんちゃんのまんが四字熟語辞典

『クレヨンしんちゃんのまんが四字熟語辞典』 双葉社

内容:
ひと目で要点の整理ができるように、ビジュアルを刷新して登場だ!
しんちゃんたちの活躍をまんがで楽しみながら、中学受験にも対応できる「熟語博士」を目指そう!

おススメコメント:
まず表紙を開くと、全裸のしんちゃんの大事な部分を、愛犬シロがはさまって隠したイラストに「正正堂堂」の四字熟語。
用例も「しんちゃんは今日もみんなの前で、ケツだけ星人のギャグをとばす。これはもって生まれた性格だから、一朝一夕には直らない」と、しんちゃんワールド炸裂。
小学生の娘がケタケタ笑いながらボロボロになるまで繰り返し読んでいる愛読書。楽しんで四字熟語を覚えるなら、しんちゃんのおケツも大目に見ていいかと思う母心。

(北池ゆかり 文学部1998年卒)

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史

『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 山本 博文 (監修) KADOKAWA

内容:
歴史学習の最先端は「東大流」!まったく新しい学習まんがの進化形、第1巻。東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる、最強学習まんがが誕生!

おススメコメント:
重苦しくておどろおどろしい雰囲気の大河ドラマを恐れ、目を背けていた子どもたちが、「麒麟がくる」にどハマり。「みな愚か者じゃ(帰蝶)」、「敵は隆正様!(明智光秀)」と、朝から晩まで時代劇モード。そんな折、このシリーズ全巻が我が家にやってきた。真っ先に7巻「戦国大名の登場」に飛びつき、明智光秀、織田信長の登場に興奮する小4の娘。「この本に登場する人物や事件に心を躍らせながら読んでいるうちに、しぜんに歴史のダイナミズムがもつ面白さに目覚めるはず」という謳い文句のとおり、スタジオジブリやDeath note作者の描く生き生きとした登場人物の描写に吸い込まれ、歴史の世界に引き込まれながら、自然と歴史に親しむことができる。大人の学び直しにも。

(北池ゆかり 文学部1998年卒)

※作品の解説は amazon サイトより引用
※シリーズものは第一巻の解説を引用

「広大東京リアル部」のページには、「広島大学公式ウェブサイト管理・運用指針」に基づき、東京オフィスが以下の基準を満たしていると判断した記事を掲載しております。

<投稿記事のルール(掲載できないもの)>
・個人や大学の誹謗中傷記事
・人権侵害や名誉棄損にかかわるもの
・Hateスピーチ
・品位の劣るもの
・その他常識的に不適切と思われるもの
(2018.1制定)

<お問い合わせ先>
広島大学東京オフィス
TEL:03-6206-7390
E-Mail:tokyo(AT)office.hiroshima-u.ac.jp ※(AT)は半角@に変換して送信してください。


up