【今こそ、資格取得のチャンス 第2弾】広大的家ごもりのススメ

資格は足の裏に付いた米粒と言われます。取っても食べられないが、取らないと気持ち悪い。でも、資格取得のための勉強は間違いなく血や肉になっています。

気象予報士

勉強方法(通学/通信教育の場合は学校名、独学の場合はテキスト名等):
気象業務支援センターの講習会などに週末参加し、各種参考書・問題集を利用しました。

総勉強時間(目安):
合格まで2年半。平日は仕事(残業)のため無し。その代り、休日の半分以上は試験勉強しました。

どうやって時間を作ったか:
平日は残業で時間の確保は無理でした。休日は図書館にこもって勉強。試験前は休暇を取り最後の追い込みを実施しました。

苦労した点:
工学部出身なので、物理がベースになっている気象理論はそれほど苦労しませんでしたが、ラジオの気象通報から地上天気図を描いて数日分の予報するくらいの実務経験のしかない自分には、気象庁の気象実務についての問題には悩まされました。広範囲の知識を問われるので、確実に点が取れるところを落とさないようにしました。特に実技試験対策は独学では限界があり講習会に何度も参加しました。一人で勉強していると心が折れそうになるので、講習会参加者でメーリングリストを作り、励ましあってモチベーションを維持しました。

なぜ資格を取ろうと思ったか:
アウトドアが趣味で、もともと気象に興味があったため。

何に活かせるか、活かせているか:
数値予報の考え方は業務(電気機器の開発・評価)に間接的に役に立ちました。
アウトドアで気象に注意を払うことで、より安全に行動できるようになりました。仕事に使うわけではないですがプロの資格なので、一歩踏み込んだ会話ができるようになりました。講習会で知り合った他業種の人と交流ができ(何人かは気象のプロとして活躍)、人脈が広がりました。

(匿名希望)

ソムリエ(ワイン)

勉強方法(通学/通信教育の場合は学校名、独学の場合はテキスト名等):
基本独学ですが、社内有志の勉強会も実施してました。

勉強期間:
100時間程度。

どうやって時間を作ったか:
1日1時間ほどテキストやることに加え、通勤や出張時間を利用しました。

苦労した点:
一次試験はテストですが、二次試験以降はテイスティング等があるので、勉強だけやってても受からないと言い訳し、飲みに行ってしまい結果勉強時間が確保できなくなるという点は苦労しました。(結果2回落ちて3回目に合格しました)

なぜ資格を取ろうと思ったか:
酒類業界の仕事での専門的な知識習得のためです。あと、名刺に書いてたらチヤホヤされるかもしれないという下心もありました。優先順位は人それぞれですよね。

何に活かせるか、活かせているか:
ワインについて紹介するためのうんちくと、初対面の方との名刺交換時の会話きっかけにしています。

(有富大輔 生物圏科学研究科2008年修了)

中型自動車免許(限定解除として)

勉強方法(通学/通信教育の場合は学校名、独学の場合はテキスト名等):
自動車学校

勉強期間:
講習入れて5時間

どうやって時間を作ったか:
リフレッシュ休暇時に

苦労した点:
教習所が意外に狭く、きちんと練習できたような気がしなかった。年齢相応に視力が落ちているので、遠近感を掴みにくくなっていた

なぜ資格を取ろうと思ったか:
リフレッシュ休暇を怠惰に過ごさぬよう、いくつか立てた目標のひとつとして

何に活かせるか、活かせているか:
限定解除することで、8トン以上11トントラックまで運転できるようになるが、じつはこのカテゴリーのトラックはほとんどない。普通免許なら9人乗りまでのところ、29人乗りのマイクロバスまで運転できるようになるのが大きい。マイクロバスの運転手は賃金は安いが引く手あまた。葬儀場や保育園、レストラン、ホテルの送迎などアルバイト先には事欠かないが、まだ使ったことはない。いずれ大型免許にしてトラック野郎になろうと。

(千野信浩 1985年総合科学部卒)

電気事業主任技術者第1種検定試験 合格

勉強方法(通学/通信教育の場合は学校名、独学の場合はテキスト名等):
電気工学科卒業のため基礎学力はあり、それに独自の受験勉強を行った。(なお当時は、新制大学を卒業しても電検第1種の資格は頂けなかったので)

総勉強時間(目安):
2回不合格になり、3回目に合格

どうやって時間を作ったか:
会社から帰宅した後

苦労した点:
試験科目が多くまた高度のため、そのレベルに何時到達できるのか自信が持てなかった点。

なぜ資格を取ろうと思ったか:
就職した会社は、発電所や送電線を持っており、電気技術者は資格を必要としたため。

何に活かせるか、活かせているか:
直接的には活かせてなかったが、間接的には非常に役立っている。

(森末道忠 1953年工学部卒)

図書館司書

勉強方法(通学/通信教育の場合は学校名、独学の場合はテキスト名等):
通信教育と通学、演習(近畿大学 科目等履修生 図書館司書コース)

総勉強期間:
約1年間

どうやって時間を作ったか:
現役学生だったので、時間はいくらでもあった。

苦労した点:
基本的に通信教育、夏期講習で近畿大学キャンパスに3日程度通学(大阪の親せき宅に居候)、演習は母校の中央図書館と東図書館でお世話になった。
日本十進分類法(NDC)を学び、あらゆる本が心地よく分類されるうれしさを覚えたが、戦後の名残のある言葉で書かれた古い体系をそのまま学ぶ科目が多く、テンションが上がらないことだけが困った。大阪のすべてのママチャリに傘スタンドが付いていることに驚いた近畿大学通学や、母校の図書館の職員が親切な方ばかりでとにかく楽しかった演習など、よい思い出しかない。

なぜ資格を取ろうと思ったか:
大学を卒業したら、図書館に就職しようと思っていたので。

何に活かせるか、活かせているか:
母校の図書館に就職できたこと。最初に与えられた任務は、データ化されていない古い本を地下の書庫から運び出し、掃除機でほこりを吸い取り、OPACに登録して書庫に戻す、ということだった。地下の湿っぽい匂いフェチ、実家が本屋で本に囲まれていることと本を並べることが大好きだったので、毎日幸せだった。今は別の仕事をしているが、自転車で行ける距離に「武蔵野プレイス」というおもしろい取り組みをたくさんしている図書館があり、いつか関わることができたらいいなあと密かに夢見ている。

(北池ゆかり 1998年文学部卒)

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