小遣いで釣ったら生活習慣づけがうまくいった話

最初に申し上げておくことは、カネで釣るって多少行儀の悪い子育てであることは百も承知なので、そこのところはスルーしていただくということで。

うちの10歳の小学校5年生、まぁ、この歳のあるべき正しい姿というか、あるあるというか、ちょっと目を離すとのんべんだらり、やるべきことは先送り、親がやれということはこっそりごまかす。イライラは募るばかりでした。

どうしたものかなと思案していた時、とあるOBから、自分が子供のころ、勉強の目標達成度合いによってお小遣いが決められていた、それで一所懸命勉強をしたという話を聞きました。

そりゃそうだよなぁ、小遣いって一番のモチベーションになるよなと気づいて、ウチでもやってみることにしました。

具体的には、やるべきこと5項目(9時半に寝る、7時45分に家を出る、風呂で髪を洗うといった内容です)、それを月曜日から金曜日まで計25の項目をホワイトボードにマトリックス図にして、達成したら丸を付けます。土曜日、都心部の塾に行く際にお小遣いを手渡します。帰りがけにポケモンカードを漁る週末最大のイベントが何よりの楽しみになっています。

すると何が起きたか。結果的には大成功。ポケモンカードを買いたいがためか、必死で毎日の5項目に取り組み始めました。逆に「これじゃ丸がもらえないじゃん」と親をあおる場面すら生まれます。

結果的に、風呂に入ったらちゃんと髪を洗うようになったし、7時45分には家を出る習慣が身についたのです。

面白いのはここから。誰の血を引いたのか、あるいは子供は多かれ少なかれそうなのか、3か月もたつと、ポケモンカードに飽きてきます。すると玉突きのようにマトリクスを埋めることに興味を失い、最終的には課題はクリアしているのに、お小遣いを要求することも少なくなっていきます。つまり、目標は小遣いではなくポケモンカードだったのですね。普段から、無意味にカネに血道を上げる自分の浅ましさに、ちょっとしたはずかしさを感じるほどです。

良くも悪くも、カネで釣る期間は数か月。妙な心配は無用だと判明しました。

じつは、新年度にも課題が待っています。「塾に行く日を1日増やす」「一人で電車に乗れるようになる」こと。今度も最初はカネで釣ることを計画しています。

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