新社会人のみなさまへ (2026年版)

新社会人の皆さん、念願の会社や公務員、団体に就職が決まった方もいれば、不本意ながらもなんとか食い扶持にたどり着いた方、つまんねぇ大人になんかなるもんかとばかりに、自ら道を切り開こうとしている方、いろんなスタートがあるものと思います。

そんなみなさんに等しく、晴れて一人前の社会人となって、どかんと与えられているものがあります。大谷翔平は7億ドルを手にしてニュースになりましたが、なぁに、それに負けず劣らず価値あるものです。

それは時間です。

これからは時間の使い方は自由です。仕事に全力投球でもいいし、自分のペースを守る生き方を選んでも、お勧めはしませんが、いきなり違う道を模索するのも、まったくの自由、スーパーフリーです。

学歴、性別、出身地、身長、性格、運動神経まったく関係なく平等に、最初に与えられたスーパーフリーな時間は、90歳まで生きるとしたら70年近くもあります。すごいなぁ、大「時間」持ちじゃないですか。

ただし、言うまでもなく、これまただれにも等しく、貴重な時間は時々刻々減っていきます。「もっと時間があれば」と後悔しても、どうにもなりません。

この限られた資産をどう使うか、これで人生はまったく変わります。勝負はいま始まったばかりです。

毎日語学を1時間だけ勉強するとしても、1年365時間、10年で3000時間超、間違いなくネイティブレベルに到達します。10年一区切りにして次の言語を学んだとして、還暦までには日本語+広島弁+これまで学んできた英語に加えて3か国語ちょっと、6か国語を自由自在に操れるようになるのです。かっこいいなぁ。

長く続けられるスポーツや芸事を選んだとします。多くのものは20年続ければ大ベテラン、師匠と呼ばれる立場まで技量を身に着けることができます。

資格をとりまくるのもいいでしょう。超難関資格でなければ、2年も真面目に勉強すれば合格できます。資格って「取らないと気持ち悪いけど取っても食えない」と「足の裏についたコメ粒」と揶揄されることがありますが、そんなに馬鹿にしたものじゃなく、勉強する過程で世の中の仕組みが手に取るように分かるようになります。なにより人生の危機の場面であなたを助けるツールにもなります。

映画を毎日1本観る、ネット配信が充実しているいまどきなら、別に苦労せずとも大したカネ使うことなくできるはずですが、10年で3500本以上、間違いなく映画評論家ですね。大長編の文学作品、「大菩薩峠」「グインサーガ」「戦争と平和」「こち亀」「フィネガンズウェイク」「資本論」、なんだって征服できます。

無理くり時間を作れば、世界を3周でも4周でも見て歩けます。マインクラフトで壮大なサイバー世界を作るのもいいし、世界中に友達を求めるのも楽しいでしょう。

時間こそ、若さの特権、プライスレスな資産です。還暦過ぎの私にとっては、あなたの若さに狂おしいまでの嫉妬を感じています。

無駄遣いしないように、ご利用は計画的にと申し上げて、新社会人への言葉とさせていただきます。

じゃあね。

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