私の就職活動

大学院国際協力研究科 2022年3月修了予定 広告代理店総合職内定

業界・企業研究は、何をどのように行いましたか?また、東京/全国の学生と差別化する上で何か意識したことはありますか?

業界・企業研究は主に会社のホームページを見ることと、業界地図、四季報に目を通すことで行いました。
また、新卒採用サイトだけでなく、会社のHP(IR情報などのページも含む)にも目を通すことで、多角的に情報を集めました。
東京の学生は、頻繁にOBOG訪問ができると思っていたので、そこに負けないくらいインターネットで情報を集めました。
具体的にはopenworkや外資就活などで働いている人の声を聞いたり、web上で質問して情報を集めました。

ESや筆記試験対策は、何をいつ頃行いましたか?意識したことは何かありますか?

筆記試験
大学院1年の12月から。webテスト形式だったため、同じ問題が出たら次必ず解けるように何度も問題を解きなおしました。
そのため、あらゆる企業にエントリーし、練習のためにwebテストをたくさん受け(50回くらい)、本命企業のテストに臨みました。

ES
・自己分析について
高校生のころから自分について考え、そのたびにノートに記述していたので、就活が始まってから自己分析をしたというのはありません。
むしろ本格的に就職活動を開始したときには、いわゆる自己分析(自身の強み・弱み、性格、何に喜びを感じるか、志など)はすでに分かっていました。

・ESの設問について
基本的には自己分析をもとに記述する項目が多かったため、対策は特にしていません。しいて言えばES解禁の3月に、ネットに上がっている前年度のESに少し目を通したくらいです。意識したのは、目を通したESをじっくり読まないこと。それが正解のように感じてしまい、自分のカラーを出せないと思ったからです。
志望理由については、会社に入った後をイメージしてから自分がどんな人間になり、どう生きていきたいかを想像しながら書きました。

GD(グループディスカッション)・面接は、どのようにどの程度練習しましたか?効果があったと思う方法があれば教えてください。

GDも面接も、本命企業以外の実際のGD、面接で練習を積みました。実際に緊張感があるのでお勧めです。GDを受けたのは10社ほど、面接は15社ほど受けました。

特に自分は就職活動時にドイツに住んでいたため、周囲に就活生がおらず、友達と練習をするということができませんでした。なので、練習として企業の実際の面接を受けることで経験と自信を積んでいきました。

「興味ない企業を練習として受けるのはどうなのか」という意見もあるかもしれませんが、私はこの方法を強くお勧めします。面接もGDも、会社の雰囲気をしれる絶好のチャンスです。どんな人が働いているのか、どんな仲間と働くことになるかもしれないのかが分かるからです。また、実際のGD、面接を通して会社への印象が変わり、興味がないと思っていた企業がいつの間にか本命になったり、その逆もあったりしました。

これは本番の話ですが、面接は午前中がお勧めです。夕方の面接だと、緊張でその日一日何もできないので。

学外のものでもよいので、就活において役に立ったと感じるサービス・アプリがあれば教えてください。東京就活したい後輩にぜひ勧めたいものは何かありますか?

外資就活
志望者のコミュニティがあり、顔も知らない就活生同士で選考速報を共有したり悩み相談したりできる。

open work
会社で実際に働かれている人の生の声を聞くことができる。

東京での就活を行うにあたって、仲間はどのようにして見つけましたか?

外資就活を利用して仲間を見つけました。

その仲間とは、どのような活動をしていましたか?(情報交換/GD対策/ストレス発散、など)

情報交換、ストレス発散

就活中、息抜きやストレス発散のために行っていたことがあれば教えて下さい。特に、東京での就活を行う上で体力・メンタルなどのストレスをどのように解消していましたか?

・アニメ鑑賞
宇宙兄弟というアニメを見て息抜きをしていました。主人公のムッタも宇宙飛行士になるために面接や過酷な試験を受ける姿が描かれており、彼に勇気をもらいながら就活を乗り切りました。

・ランニング
毎朝ランニングをして息抜きをしました。30分程度ですが、走る際に面接で言うことを口に出して唱えてみたり(多分周りから変な目で見られていました)、youtubeの就活動画を見ながら走ることで情報を集めたりしました。汗をかくことでリフレッシュできるのと、頭の中を整理できるのでとても良かったです。

・就活奮闘記を作る
3月から毎日どんなことをして、どんな気持ちになって、どんな企業を受けてどこに受かったのか。それらをすべてノートに書くことで、頭の整理をしていました。就活も、長い人生の一つのイベント。うまくいってもいかなくても、それは自分の大切な人生経験の一つ。今でもそのノートを見て、もがき苦しんだり、内定をもらって喜んでいた様子を思い出し、初心に帰れます。

ご自身の就活を振り返り、あの時こうしておけばよかった、と感じる事は何かありますか?

1筆記試験対策
筆記試験対策をもっと早めにするべきでした。人間急には頭がよくならないので、早めにコツコツ準備することが大切です。

2インターンへの参加
よく早期内定を取るためにインターンに参加するという声を聞きますが、そうではなく会社の雰囲気や自分がしたいことなのかを少しでも感じるためにインターンは行くべきでした。私はどこの会社のインターンにも行っておらず、自分がしたいことなのかを会社のHPなどで得た情報をもとに考えなくてはなりませんでした。インターンに参加すれば、自分の言葉で志望理由も語れますし、説得性もありますので、行かない手はないです。
また、多くの会社のインターンでは筆記試験を科しており、その結果をそのまま本エントリーに使えたり、筆記試験免除にも使えると聞いたので、ぜひインターンに参加してください。自分は参加できなかったことが就活の一番の後悔です。
ただし、前後裁断。インターンに参加していなかったとしても、就活の本エントリーが始まれば今の自分を信じて頑張ることが大切だと思い頑張りました。

メッセージ

最後に、「置かれた場所で咲きなさい」この言葉を覚えておいてください。就活で決まった企業が不本意でも、本意でも、そこに決まったのはご縁です。
今歩んでいる道が自分の歩むべきはずの道だと信じて、どんなことがあっても楽しんでください。そして、置かれた場所で自分を精一杯咲かせてください。
応援しています。

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