私の就職活動

理学部 2023年3月卒業予定 コンサルティング業界戦略コンサルタント内定

業界・企業研究は、何をどのように行いましたか?また、東京/全国の学生と差別化する上で何か意識したことはありますか?

広大OB訪問、会社説明会、業界研究本にて、業界・企業研究を進めました。特に、OB訪問にてコンサルティング業界の研究を行いました。OB訪問した卒業生は5、6名程です。広大OBの方から、他大学出身の社会人を紹介してもらう、などもありました。
東京/全国の学生との差別化について、情報量では負けるので、情報の濃さ・質で勝負しました。具体的には、OB訪問にて、コンサル業界のより詳しい情報を聞く、対策を手伝って頂くなどです。

ESや筆記試験対策は、何をいつ頃行いましたか?意識したことは何かありますか?

大学3年春からES対策を進めました。広大OBの方からの添削がメインです。その他、FMラジオを聞きセリフを書き出し綺麗な日本語を覚えたり、就活サイト「ワンキャリア」で他学生のESを読んだりして、対策を進めました。ESで特に意識したことは、「嘘を絶対に書かない」「ガクチカを書くために何か活動を始める、を絶対しない」「助詞一つ一つまで注意する」「淡々と事実を書く」です。ESで「ガクチカが無い」と悩む学生が多いかもしれませんが、ガクチカなど一度忘れて、素直に興味・関心のあることを学ぶ・始めることが大切だと考えています。ガクチカは後からついてくるはずです。

GD(グループディスカッション)・面接は、どのようにどの程度練習しましたか?効果があったと思う方法があれば教えてください。

○GD対策
大学2年3月:ケース対策本で課題解決の基礎を学ぶ
大学3年5月:就活サイトのGD対策セミナーに複数回参加する
大学3年7月:広大にてGD対策会を開催する
大学3年夏休み:実際の選考、インターンで経験を積む
効果があったと思う方法は、就活初期にケース対策本で基礎を学んだことと、それ以降はとにかく実践を積んだことです。
GDのアドバイス:GD慣れしたら、「話す」ことより、「聴く」ことに集中してみてもいいかもしれません。自分が活躍するのでなく他メンバーを活躍させる、という意識です。

○面接対策
個人面接は、全て選考で経験を積みました。特に意識していたことは、「準備しすぎないこと」です。話す内容をある程度ならまとめていいですが、本番では「アドリブっぽく」話すことが大切だと思います。個人面接の選考は計8回ありましたが、全て通過しました。面接官に、「暗記した言葉でなく、素直に本心から出る言葉で話してるね」と言われ、よく評価を頂きました。その他意識したことは、「絶対に嘘をつかない(嘘は噛むし、ばれるので)」「面接官を好きになろうとする」「構造的に話す(AとBが考えられますが、まずAは~)」です。

学外のものでもよいので、就活において役に立ったと感じるサービス・アプリがあれば教えてください。東京就活したい後輩にぜひ勧めたいものは何かありますか?

サービス:
広大のOB訪問

アプリ:
ワンキャリア、外資就活、ビズリーチ、Goodfined

東京での就活を行うにあたって、仲間はどのようにして見つけましたか?

広大OBから同業界志望の広大生を紹介してもらう、GD対策会を開催し仲間を集める(特殊な例です)、都会の大学に進学した地元の友達から同業界志望の学生を紹介してもらう、です。私の周りで就活している学生は皆無でした。自分から積極的に仲間を見つけに行く姿勢が大切だと思います。院生・学部生問わず、広大・他大問わず、志望業界問わず、十数人の仲間に出会えました。

その仲間とは、どのような活動をしていましたか?(情報交換/GD対策/ストレス発散、など)

情報交換(ES交換、選考GDのテーマ共有、就活ツール)や選考対策(GD、ケース面接)を始め、対策本の貸し借り、他己分析をしました。
何より、就活仲間に出会えた安心感やモチベーション向上に効果がありました。

就活中、息抜きやストレス発散のために行っていたことがあれば教えて下さい。特に、東京での就活を行う上で体力・メンタルなどのストレスをどのように解消していましたか?

選考に落ちても「しょうがない」「自分と合わなかった」と考えていました。そう考えることができたのは、「ここまでしっかり対策したから」「嘘偽りなく自分の想いを面接で話したから」と思えていたからです。小手先のテク、嘘をつくなどすると逆に後悔が残ります。
もちろん落ちたES・GD・面接の反省は必ずします。

ストレスはほとんど無かったです。就活自体が楽しかったからです。多くの社会人と話せて、学部・学科では学べないスキルが身について、今まで経験したことない活動・イベントができて、自分の将来を真剣に考えることができて、、、就活自体が楽しかったです。「受かるための就活」でなく、「自己成長・学びを得るための就活」と考えてみたら、ストレスを抱えないと思います。

ご自身の就活を振り返り、あの時こうしておけばよかった、と感じる事は何かありますか?

就活初期に志望企業を決めていたことが反省点です。1つの企業でなく、もっと視野を広く多くの企業を見ていればよかったと考えています。就活の一般の流れとして「自己分析→業界研究→企業研究」が紹介されますが、自分は違うと考えています。多くの業界・企業を研究し調べていると、自然と自分のやりたいことが見えてくる、と考えています。自己分析と業界・企業分析は同時並行で進めるべきだと思います。

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