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(2018.1制定)
ずいぶん前にマルチ商法が社会問題になって、法整備も企業の対応も進んではいるのですが、それでも居ますよね、迷惑なマルチくん(さん)。
もちろん、マジメに粛々と小遣い稼ぎしている分には、むしろがんばってと一声かけてあげたいくらいですし、副業の時代といわれるなかで、マルチも副業のひとつであることには変わりはありません。
問題は身の丈以上の収入を得ようとしている迷惑系さんです。大して親しくもないのに、突然連絡をしてきて、「君の夢はなに」とか「いまの生活で満足しているの」とか、いきなりバレバレなアプローチをしてきます。特に多いのが、後輩世代をターゲットにしてくる事例。心理的な立ち位置を逆手に取る、非常にたちの悪いやり方だと思いますよ。
特に年度替わりを挟んだこの時期、ウブな新社会人や新入生は絶好のターゲットと見られています。警戒せねばなりません。
本人たちは収入や、マルチのコミュニティ内での名誉がかかっているのでストレートにグイグイきます。ありもしない話をでっち上げるとか、昼夜無く連絡してくるとか、話を聞こうとしなかったら人格否定を始めるとか、もうそれだけでぐったりげんなりします。
ワタシの知り合いに、本業でマルチくん(さん)で何十年も食っている迷惑系がいますが、その人生って結構さびしいものですよ。古くからの友達からは距離を置かれ、しかもそれに気がついていないのです。そうして自分の周りには(配偶者を含め)マルチくん(さん)しかいなくなります。マルチがマルチを食っても、それはタコが自分の足を食うのと同じなので、ターゲットにはなりません。となると、狩猟系よろしく新たなターゲットを求めて職を転々とするか、住む場所をちょくちょく変えるかの流浪の人生です。それが彼ら彼女らが言う「自分の夢の実現」であるならば、勝手におやんなさいと思いますよ。
マルチであっても、法的な問題をクリアしているのであれば、経済活動をするのは自由であり守られるべき権利です。しかし友情や信頼関係までは法律が守ってくれるわけではないので、自衛をせねばなりません。たちが悪いというか、やり方がうまいというか、迷惑系はあなたやあなたのコミュニティにするりと入り込んできます。そして、とてもさわやかで前向きな姿を見せてきますので、ついつい仲良ししてしまうのですが、それは彼ら彼女らが得意とする手口です。次の段階で「あなたの夢って何?」と問いかけてきます。「イベントに参加しない?」とか誘ってくることもあります。それは地獄の入口です。
そのマルチくん(さん)と多少の思い出があろうが、過去に世話になったことがあろうが、迷惑系と判明した時点で徹底排除するしかありません。ダメだと分かると捨て台詞のように人格攻撃してきますが、どうせ捨て去る関係、聞き流しましょう。あちらさんは、アナタのことを札束としてしか見ていないのですから、関係が切れても何の損はありません。日頃の鬱憤を晴らすべく、あなたの側からとことん反撃しても、迷惑系の自業自得ってやつです。ネットでさらしてやってもいいでしょう。
マルチで夢を叶えた人は確かにいます。ただし、それだけの収入を得られるのはごくごく一部です。あなたが何かの夢を実現したいのなら、本業に邁進することが、結局近道です。なので、あなた自身がマルチで人間関係を失わないよう、声がかかっても毅然とすべきです。
人間関係はプライスレスです。そしてそれは一瞬にして崩壊します。目の前の小遣い稼ぎのために友人を失うのは、まったく算盤が合わないことなのです。
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