この度の熊本、大分での地震におきましては、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。
これらの地域では、ライフラインの回復とともに、生活の安定が少し保たれてくると、次はこころのケアの重要性が高まってきています。しかし、被災地では被災した大学生への心のケアと支援体制について、在籍大学の学生支援体制にとどまり、また、当該大学の学生相談では対応できないほどの大規模な被災となっているため、支援が行き届かないのが現状です。
この度、広島県の5つの臨床心理士養成大学院では、被災地の大学に在籍する広島県出身の学生さんが夏休みなどの長期休暇中に、地元の広島県に帰省した際、被災により張り詰めていた気持ちをゆるめたり、ホッとひと息つけるような、無料のカウンセリングによる「こころのサポート事業」を開始します。
申し込み方法
メール受付のみ:gakusei-support@hiroshima-u.ac.jp
(随時受付:メールでの回答は9時~18時までとなります)
※氏名、大学名、帰省時の連絡先、帰省先住所、簡単な相談内容、相談可能な時間帯や曜日をご記入ください。
※8月11日(木)~16日(火)は、本学がお盆時期の一斉休暇を実施するため、返信が遅れる場合があります。
受入基準
(1)熊本、大分県内の大学に通っている被災学生
(2)本人が希望していること
(3)自分で相談室まで通うことができること
(4)カウンセリングを受けていたり、精神的疾患等で通院中の場合、短期間でのカウンセリングの必要性について担当セラピストあるいは主治医の了解があること
(5)長期休暇中の短期間でもよいと了解できること
受付から相談までの流れ
①相談希望者(広島県出身学生)がメールで申込み
↓
②コーディネーター(広島大学大学院心理臨床学コース)が、相談内容をもとに適切な相談室へ橋渡し
↓
③カウンセラー(広島県内の臨床心理士養成大学院)がメールで相談日程を調整
↓
④各大学でカウンセリング
実施大学
- 広島大学こころの相談室
- 比治山大学大学院附属心理相談センター
- 広島国際大学心理臨床センター
- 広島文教女子大学心理教育相談センター
- 安田女子大学心理教育相談室
※お問い合わせは、上記大学ではなく直接申込み先(gakusei-support@hiroshima-u.ac.jp)へお願いいたします。