新居大記(株式会社デンソー 内定)

1)G.ecboインターンシップと就職活動

参加目的・調査内容

研究(量子現象の特性と測定結果の関係性の理論解析)の進展と,英語コミュニケーション能力の向上のため。

印象に残っていること

指導してくださっていたMichael A. Hall先生が投稿した論文が,留学中に日本でもニュースになったこと。発表は「量子力学の不思議な物理現象が,我々の住む世界とは別の多世界からの干渉によって説明できる」という,とてもワクワクする内容だった。投稿したMichael A. Hall先生が1対1でその研究について説明をしてくれて,論文の真意は何なのかということをお聞きすることができた。夢のようだった。 

この企業・業界を選んだ理由

研究活動に対し人・もの・金があると思ったことと,若い研究者に積極的な研究活動を求めること 。

今後の目標

人に寄り添っていて尚且つ自分がワクワクするような未来技術の研究がしたい。

2)G.ecboが就活にもたらすメリット&アドバイス

まず就活生は,自分しか経験していないことをエピソードとして準備し他の就活生と差別化を図り,その経験から自分はこういう魅力のある人間ですと伝える必要があります。留学という実績によるメリットは技術系(いわゆる,理系就職)と事務系(いわゆる,文系就職)で大きく違ってくると思います。
理系は実験を持っている人が多く,指導教官の積極的な勧めがない限り,なかなか留学の機会は得られません。よって理系就活者には留学した人が少なく,逆に他の就活生に対し差別化が図れます。一方,文系は語学留学者が多く,それほど大きな差別化は図れないとよく聞きます

G.ecboは理系文系関係なく,差別化可能!

このG.ecboも理系にのみ有利に働くのか,というとそうではないと思います。文系就職者に多いのは,語学留学や国際交流を主体とした留学ですが,G.ecboでは現地で語学力以外の目的意識を持って調査や研究をします。そこで理系文系関係なく他と差別化出来ます。

G.ecboを披露するエピソードの軸にして就活すると,自身のアピールポイントに幅ができる

このG.ecboも理系にのみ有利に働くのか,というとそうではないと思います。文系就職者に多いのは,語学留学や国際交流を主体とした留学ですが,G.ecboでは現地で語学力以外の目的意識を持って調査や研究をします。そこで理系文系関係なく他と差別化出来ます。

- G.ecboを披露するエピソードの軸にして就活すると,自身のアピールポイントに幅ができる
例えば,“現地の人との実務=「英語+コミュニケーション能力がある」”,“行った活動を詳しく説明できる=「しっかり困難な仕事に取り組んだ」”等々。企業によって求める人物像は異なりますが,アピールポイントを柔軟に構成できるのはG.ecbo経験者の強みになります。
「私は素晴らしい人間です。」と主張するだけでは不十分で,その証拠を自身の経験から来るエピソードとして,「課題→対策行動→その結果」という三段建てで裏付ける必要があります。コンピテンシー面接と呼ばれる,エピソードで嘘がつきにくい面接を行う面接官もいます。実際,G.ecbo活動中の英語での調査・研究は課題や問題には必ずぶち当たるような環境なので,そういったエピソードを嘘なく準備しやすくなります。

これから就活を迎える皆様,世の中を動かす企業達が何を考えているのかを知る大チャンスなのでぜひそういった好奇心を持って頑張ってください。 


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