OB:金藤冬樹(住友金属鉱山株式会社)

G.ecbo派遣先:2012年度 ロシア科学アカデミーウラル支所(ロシア)
大学院理学研究科 修了

(西豪州の探鉱現場への通勤に使う小型機にて(前列左から二人目が筆者))

現在,鹿児島県の北部にある菱刈鉱山で金(gold)を探す仕事をしています。年に2〜3ヶ月程度,オーストラリアやアラスカの探鉱現場(砂漠)・操業鉱山へ出張し,現地の地質技術者に混じって探鉱活動を行っています。今年の4月からは,オーストラリアの銅鉱山へ駐在し,現地の地質技術者と共に,鉱山を延命させるべく鉱山周辺での探鉱業務に従事します。

経験が活かされた場面・自分に残り根付いているもの

G.ecboのインターンシップでは,研究対象としていた鉱床に関する知見を深めることができたのはもちろん,渡航前のカウンターパートとのメールのやり取りや,現地の研究者とフィールドで岩石を見ながら議論するなど,貴重な経験をすることができました。それらは海外出張時や海外からの来客への対応の際に活かせていると感じます。
4月からのオーストラリア駐在は,今とは全く異なる環境で自身に何ができるのか不安ではありますが,G.ecboのインターンシップを通して身につけることができた「なるようになる!」という度胸と,何事も楽しむという姿勢で取り組んでいきたいと思います。

(西豪州の探鉱現場の様子)


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