OB:田口大志 - 国際開発コンサルタント

(しっかり仕事をしている笑い男@Office)

 

開発コンサルタント,国際協力研究科(教育文化) 修了
2019年度 NTCインターナショナル(コートジボワール)派遣

近況,現在の仕事について  

人生初の都会に住み,1500円のクラフトビールを買っても誰にも怒られず,家に高いビールがあると思うだけで頑張ることができています。現在は開発コンサルタントの末端としてCOVID-19に関わる案件で,医師の方々と,病院以外で初めてしっかりコミュニケーションをとっております。私は母が医療従事者なので,医療関係の案件に携わり,少しは親孝行できているのかなと思っています。その反面,COVID-19のせいで楽しいコートジボワールでのインターンを早めに終わらされ,COVID-19のせいで全ての人生設計を狂わされた人々に代わり,本案件にしっかり取り組んでいます。

インターンシップから現在までを振り返って 

 インターンシップを終え,体調を崩しかけながら修士論文を執筆,無事に大学院を卒業後,2年ぶり3回目の無職に返り咲きました。人生の打率の低さがここで響いてきたのかもしれません。7か月の浪人生活(無職)を経て現在の会社に当落線上ぎりぎりで入社することができました。この業界は狭き門で,入ることができただけで幸運でした。また,それを超える幸運として28歳で国際開発コンサルタントになることができました。ただただ,私を受け入れてくださった会社に対して感謝の気持ちしかありません。

(現地スタッフとの打ち合わせ )

この業界を選んだ理由

 某マンモス大学を卒業後,青年海外協力隊(現海外協力隊)でウガンダに派遣され,ど田舎の任地で初めて会った日本人は,開発コンサルタントという仕事をしている女性でした。その時,初めてこの仕事を知りました。その後,様々な国際開発を行う方々とお会いする機会がありました。どうにも開発コンサルタントの人々は,裸一貫で対象国政府関係者やJICAと渡り合いその姿が単純にかっこいいなと思い,目指すようになりました。

インターンシップで得たもの・インターンシップの経験が就活に与えた影響

 私も一般的な日本人であり,海外の方が海苔を消化できないように,ココナッツオイルが消化できないことを身をもって知りました。また,開発コンサルタントが現場で何をしているのか,現地プロジェクトメンバーとの関係性,プロジェクトの終わらせ方や,現地JICA事務所とのやりとりを実際に見ました。それらの経験が,面接の際に未経験ながらも仕事への理解度を高め,自信をもって面接に挑むことができました。 

(【異文化理解】住民との交流を兼ねてお店で注文できるすべてのビールを制覇@コートジボワールのBar)

後輩へのアドバイス

脱線しているタイプなので参考になるようなキャリアではないので,特に私から伝えられることはないと思います。強いて言うなら,あなたが何をしていても,何もしていなくても,この文章を読んだその時は,会ったこともない私が,あなたを肯定いたします。たぶん大丈夫っす!!


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