2011年3月 前田照夫副研究科長が四川農業大学と西北農林科技大学を訪問

2011年3月20から24日の間、前田照夫教授(副研究科長)が、中国の四川農業大学(四川省)と西北農林科技大学(陝西省)を訪問しました。
 
四川農業大学訪問の目的は、現在構想中の「キャンパス・アジア」形成に向けた大学院教育の充実を図るため、四川農業大学における大学院カリキュラムを調査すること、生物圏科学研究科での構想案を説明し、この案を理解してもらうことでした。また、西北農林科技大学の訪問の目的は、同大学の動物科技学院を訪問し、生物圏科学研究科との部局間協定締結の可能性を検討することでした。
 
3月20日、広島空港を出発し、上海、成都を経由し、四川農業大学の位置する雅安市に夜到着しました。翌日(21日)9時より張教授(国際交流担当)と大学院カリキュラム担当の肖女史と詳細な協議を行い、上記の目的をほぼ達成しました。同日午後、動物栄養学研究所の王教授および薜教授の研究室を訪問し、院生へのセミナー(広島大学と生物圏科学研究科の紹介および日本への留学の可能性について)を行いました。
 
3月22日早朝、雅安市を出発し、成都から空路で西安に移動しました。西安空港で曽教授と吉教授(両教授は、本研究科で博士学位の修得)の出迎えを受け、西北農林科技大学に移動しました。同日午後4時よりセミナーが予定されており、「広島大学と生物圏科学研究科の紹介および日本への留学の可能性」について約1時間半講演を行いました。
 
3月23日は、同大学の副学長(侯教授)および動物科技学院の学部長(張教授)を表敬訪問し、今後の両大学の方向性について協議しました。同日午後は、動物科技学院で「Food safety and food security in east Asia」についてセミナーを行いました。同大学は、中国の国家重点に指定された国立大学であり、充実したスタッフによる大学院教育も実施されており、今後同大学の動物科技学院と本研究科とは国際交流協定への締結に向けて進めるべきだと判断されました。

左:四川農業大学の張教授(国際交流担当) 右:四川農業大学動物栄養学研究所でのセミナー

左:四川農業大学の張教授(国際交流担当) 右:四川農業大学動物栄養学研究所でのセミナー

左:四川農業大学動物栄養学研究所でのセミナー 	 右:西北農林科技大学の南キャンパス正門

左:四川農業大学動物栄養学研究所でのセミナー     右:西北農林科技大学の南キャンパス正門

西北農林科技大学副学長(副校長)侯教授との記念撮影

西北農林科技大学副学長(副校長)侯教授との記念撮影
(副学長は、右から3番目。左から1番目と2番目は、それぞれ吉教授、曽教授(両教授は生物圏科学研究科で博士号を修得された)。右から2番目は、刘教授(生物圏科学研究科で修士号を修得された)。

西北農林科技大学の院生対象セミナー(左は講演する前田教授)

西北農林科技大学の院生対象セミナー(左は講演する前田教授)

左:セミナー会場の様子 右:西北農林科技大学 動物科技学院玄関前での記念撮影

左:セミナー会場の様子 右:西北農林科技大学 動物科技学院玄関前での記念撮影

西北農林科技大学 動物科技学院の院生対象セミナー

西北農林科技大学 動物科技学院の院生対象セミナー

夕食会で学部長(学院長(右))との記念撮影

夕食会で学部長(学院長(右))との記念撮影


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