サステイナビリティ学に関する国際連携専攻(ジョイント・ディグリー・プログラム)の学生募集を開始しました

広島大学は、2020年10月に、オーストリアのグラーツ大学及びドイツのライプツィヒ大学とそれぞれ「サステイナビリティ学」をテーマとした以下の国際連携専攻を設置します。

  • 人間社会科学研究科広島大学・グラーツ大学国際連携サステイナビリティ学専攻
  • 先進理工系科学研究科広島大学・ライプツィヒ大学国際連携サステイナビリティ学専攻
■プログラムの詳細及び出願手続き

上記2つの国際連携専攻の学生募集を開始しました。プログラムの詳細及び出願手続きは以下の「Joint International Master’s Programme in Sustainable Development」(※)のウェブサイトでご確認ください。
https://www.jointdegree.eu/de/sustainable-development/

出願締め切りは、2020年3月18日(水)CET(Central European Time)です。上記ウェブサイトにて、出願してください。

■「Joint International Master’s in Sustainable Development」とは

広島大学は、2010年からグラーツ大学やライプツィヒ大学、ベニス大学(イタリア)、ユトレヒト大学(オランダ)等とコンソーシアムを形成し、国際共同教育プログラム「Joint International Master’s Programme in Sustainable Development」を実施してきました。
グラーツ大学及びライプツィヒ大学との国際連携専攻(ジョイント・ディグリー・プログラム)に関する情報提供及び出願手続きは、コンソーシアムのウェブサイトを利用します。

■広島大学をホーム大学とする学生への経済的支援

広島大学をホーム大学とする学生には、経済的支援を行います。詳しくは、下の資料をご覧ください。

■入学定員(2020年10月入学生)について

専攻名 相手大学(国) 授与される学位 使用言語 入学定員
人間社会科学研究科
広島大学・グラーツ大学国際連携サステイナビリティ学専攻
グラーツ大学
(オーストリア)
修士(学術) 英語 2人(※)
先進理工系科学研究科
広島大学・ライプツィヒ大学国際連携サステイナビリティ学専攻
ライプツィヒ大学
(ドイツ)
修士(学術) 英語 2人(※)

※出願時に自らの「主とする大学」(ホーム大学)を、広島大学または相手大学から選択します。入学定員は、両専攻ともに「広島大学をホーム大学とする学生」1人、「相手大学をホーム大学とする学生」1人です。

■入学試験について

○出願資格

次のいずれにも該当するもの。
・学士号を取得した者、あるいは180ECTS以上が必要とされる学士課程と同等の課程を修了した者(注)
 (注)学校教育法の規定により、大学院に出願できる者(グラーツ大学又はライプツィヒ大学をホーム大学とする学生を含む)は、以下(※)の出願資格を満たす必要があります。
【※出願資格(PDF)

・ただし、「英語を第一言語とする者」、あるいは、「英語で学士課程または修士課程を修了した者」以外は、IELTS、又はTOEFL、Cambridge EFLについて、本専攻が定める最低基準(※)以上のスコアを有する者。(本専攻の出願締切日(2020年5月)から起算して、過去2年以内に受験したスコアを提出すること。)
(※)最低基準
・IELTS 6.5以上(ただし、writing sectionが6.0以上)
・TOEFL 93(iBT)以上
・Cambridge EFL 次の二つの証明のうち、1つを満たすこと
 - C1 Advanced: B以上 - C2 Proficiency: C以上

○選抜方法・選抜体制

【第一次選考】
・相手大学(コンソーシアム)との共同実施
・オンラインでの書面審査
   履歴書、成績証明書(学士課程)、卒業証明書(学士課程)、推薦書、志望理由書等
※英語を第一言語としない志願者は次のうち、どちらかの書類の提出が必要
・学士課程または修士課程を英語で修了していることを示す書類
・英語の能力を証明する書類(IELTS、TOEFL、Cambridge EFL)

・出願者が保有する学士号(同等の学位を含む)、学士課程での成績のGPA、本人の経歴、志望理由、推薦書等を用いて適性を評価する。

【第二次選考】
・ホーム大学が実施
・第一次選考を合格した学生には、ホームとする大学が、各大学の選抜方法に従い、第二次選考を実施
<広島大学の場合>
・研究計画等を含む書類審査及びSkype等を用いた口述試験を実施
・書類審査や口述試験等により、SDGsに関する基礎的知識(※)を身に付けているかを確認する。具体的内容は以下のとおり。
 ※広島大学・グラーツ大学国際連携サステイナビリティ学専攻:開発学・国際開発学に関する基礎的知識等
 ※広島大学・ライプツィヒ大学国際連携サステイナビリティ学専攻:環境システム学・環境工学に関する基礎的知識等
・第二次選考では、検定料30,000円の支払いが必要
・出願書類は原本を提出すること。

■学生の履修の流れ

広島大学をホーム大学とする学生と相手大学をホーム大学とする学生の履修の流れは以下のとおりです。本専攻は10月入学であり、2年間の教育課程のうち、1年間を外国の大学で学びます。

  1セメスター(秋) 2セメスター(春) 3セメスター(秋) 4セメスター(春)
広大ホーム学生 広島大学 相手大学 相手大学 広島大学
相手ホーム学生 相手大学 広島大学 広島大学 相手大学
■養成する人材像

広島大学・グラーツ大学国際連携サステイナビリティ学専攻

SDGs達成に向けた地域と世界の喫緊の課題、とりわけ、貧困の削減に対して、開発学における国際協力論を基盤にし、社会科学的アプローチで研究や実務を遂行できる能力を有するとともに、大学・研究機関、政府・国際機関、民間企業、NGO等において、他者と協働できる高いコミュニケーション能力を有し、国際的な労働市場で高い就職力を発揮できる人材

広島大学・ライプツィヒ大学国際連携サステイナビリティ学専攻

SDGs達成に向けた地域と世界の喫緊の課題、とりわけ、途上国の急激な都市化に伴う環境問題を中心とした開発課題に対して、環境学における持続可能な開発論を基盤にし、理工学的アプローチで研究や実務を遂行できる能力を有するとともに、大学・研究機関、政府・国際機関、民間企業、NGO等において、他者と協働できる高いコミュニケーション能力を有し、国際的な労働市場で高い就職力を発揮できる人材

【お問い合わせ先】

広島大学国際交流グループ

E-mail: kokusai*office.hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に変換して送信してください。)


up