令和2年度

令和2年度

★医学生、研修医等をサポートするための会

 総参加人数は44人(医学生17人,医師23人,その他4人)であった。

 今年度は,初の試みとしてオンラインでの開催とした。コロナ禍の中,育児中の女性医師4名が,急遽決定した小学校の臨時休校にどのように対処してきたか,新型コロナウィルスの拡大とともに,それぞれの診療科の状況がどのようであったかなど,自身の体験をもとに語り,医師という仕事の重要性とともにライフイベントに対応していきながらキャリアを継続していくことの難しさについて改めて考える機会とすることができた。学生にとっては、参加申し込みの際,あらかじめ伝えていた質問項目に答えてもらえたり,リアルタイムで参加者全員が投票するなど,オンラインならではの試みか,好評であった。

 

 

 

★女子学生と女性医師のお茶会

 平成27 年度の開始から、今年度で6回目の開催となった。参加者は医師16人、医学生4人,その他2名の計22人となった。

 「医学生・研修医等をサポートするための会」と同様に,参加申し込みの際,あらかじめ伝えていた質問項目に答えてもらえたり,リアルタイムで参加者全員が投票するなど,オンラインならではの試みが好評であった。また,学生の参加人数は少なかったものの,学生は興味がある診療科の医師へ詳しい話を聞くことができたり,参加の医師同士も気軽なやりとりができるなど,交流を深めることができた。

 

 

 

 

★令和2度広島県女性医師支援総合会議 

11月30日に本院及び関連病院,広島県医師会,広島市医師会,地域医療支援センターが参加し広仁会館にて開催されました。

 当日は、議長をつとめる秀センター長からの挨拶の後、石田副センター長から広島大学病院女性医師支援センターの取り組みについて報告があった。

 議長からは、本会議の役割について説明があり、育児中などで制約のある女性医師がキャリアを継続できるよう、また、短時間でも勤務できる女性医師を必要とする病院との医局人事以外でのマッチングについて依頼があった。その後、関連病院と各診療科に事前に記入していただいたアンケートをもとに、短時間勤務の女性医師の受け入れ等について、活発な意見交換が行われた。最後に,石田副センター長から育児休業給付金の制度について説明があった。

 


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