第20回セミナー『これから論文を書く若者のために』

ライティングセンターでは、2016年10月21日に東北大学大学院生命科学研究科の酒井聡樹准教授をお迎えをして、「これから論文を書く若者のために」と題したセミナーを開催しました。酒井先生には2014年にも広島大学に来ていただき、同タイトルでのセミナーをしていただきました。その時は東広島キャンパスで開催したのですが、霞キャンパスの学生や教員からも参加したかったとの要望を多数いただきました。そのため、今回は、以前にお話しいただいた内容の「序論・タイトル編」を霞地区で開催し、「方法・結果・考察・レフリーとの決戦編」を東広島キャンパスで開催しました。

このセミナーには、霞キャンパスと東広島キャンパスで90名の参加がありました。霞キャンパスでは、論文の序論の書き方とタイトルの付け方について、具体例をもとに説明がありました。読者に自分の研究成果を読んでもらえるように、序論では何をどのように述べたらよいのか、タイトルにはどのような情報を入れるべきなのかなどについて、分かりやすく説明をされました。東広島キャンパスでは、論文の方法、結果、考察についての説明と、論文投稿後のレフェリーへの対応方法についての説明がありました。方法、結果、考察については、材料と方法はどのように説明をすればよいのか、図表を作る際にはどのようなことに気を付けたらよいのかなど、各項目について詳しい説明がありました。また、レフェリーへの対応についても、改訂をするの上での心構えやレフェリーからのコメントへの対応方法、改訂内容の説明の仕方など、盛り沢山な内容でした。

終了後の参加者によるアンケートでもほぼ全員がこのセミナーが有益であったと回答しており、とても充実したセミナーでした。

 

■ 東広島キャンパス
「方法・結果・考察・レフリーとの決戦編」

【日 時】 2016年10月21日(金) 13:30-15:30
【会 場】 中央図書館 ライブラリーホール

■ 霞キャンパス
「序論・タイトル編」

【日 時】 2016年10月21日(金) 18:00-20:00
【会 場】 医学部第4講義室(臨床講義棟)

【言 語】 日本語
【講 師】 酒井 聡樹 (東北大学大学院生命科学研究科 准教授)
【主 催】 広島大学ライティングセンター

方法・結果・考察編

レフリーとの決戦編


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