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・その他常識的に不適切と思われるもの
(2018.1制定)
子どもを持つことになったパパの一般的な年齢は、30歳前後。会社ではようやく中堅どころになって、仕事が一番面白くなってきているはずです。同期との競争が気になる人も少なくはないでしょう。
そんな時期に育休で数ヶ月の休みを取る。会社からの評価への不安や仕事への未練から二の足を踏む気持ちは誰しも持っているだろうと思います。日本での男性の育休取得が広まらない理由がこれであることは明らかです。
育児・介護休業法の相次ぐ改正によって、不利益な取り扱いや労働時間や転勤に配慮することが義務づけられたとはいえ、本人の心の問題や職場での人間関係が完全に解決しているわけでもありません。
『死ぬ瞬間の5つの後悔』という書籍があります(2012年 ブロニー・ウェア著 新潮社)。介護職として長らく死と向き合ってきた著者が、人はどんなことを後悔しながら死んでいくのかを、経験則的に紹介しています。
その5つとは何か。「自分に正直な人生を生きればよかった」「働きすぎなければよかった」「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」「友人と連絡を取り続ければよかった」「幸せをあきらめなければよかった」である。
特にギクリとさせられるのは、「働きすぎなければ良かった」です。会社のため、自分や家族のために一所懸命になったつもりでも、人生の中では犠牲にしたものの方がはるかに多いということを示唆しているようです。
子どもの成長に向き合ってみれば気がつくはずです。生まれてきた子どもに対する親の責任は無限大です。家族を犠牲にしてまで取り組むべき仕事なんて、ありません。それは「働きすぎ」であると同時に「幸せをあきらめた」ことにもなるのです。
育休は、自分の人生設計を見直す機会になります。子どものため、家族のためと自分に言い聞かせて、きちんと育休を取ることです。それは、あなた自身が人生の終わりに後悔しないためでもあるのです。
P.S.「友人と連絡を取り続ければよかった」と後悔しないためにも、同窓会は絶好の場です。みなさまの積極的な参加を心待ちにしております。
広島大学関東ネットワーク
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