世帯収入が約半減した我が家のお財布事情

こんにちは!ナオミです。

前記事『院卒で主婦になった理由』で、私は夫の海外赴任を機に会社を退職し、現在は主婦をしているという話をしました。

『働かないことで心に余裕を持てているということだけど、実際収入が減った暮らしってどんな感じなの?』という疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は、世帯収入が約半減した我が家のお財布事情についてご紹介します。

海外生活を終え、日本での生活が始まり約半年が経ちますが、月の収支バランスから、1年間の貯蓄額は、共働き時代に貯蓄していた時の70~80%くらいになる見通しです。別に無理な節約をしているわけでもなく、欲しいものを我慢しているわけでもなく、普通に生活しているとそれくらい増えている感覚です。

退職した時は単純に収入も半減なら、年の貯蓄も半減すると思っていましたが、意外とそうなる感じはありません。

主な理由は、働かなくなるに伴い必要な出費が激減したことと考えています。働いていた頃は、通勤の服、靴、鞄を定期的に買い替えていたり、多い時で月に5回くらい飲み会に参加したり、と、今の生活では全く縁のない出費がかさんでいました。

夫婦共働きのときは、お財布は別々に管理しており、私は家賃を払う係だったのですが、カードの引き落としだけで毎月10万円越えは当たり前でした。もちろん家賃はそこに含まれていないので、毎月10万円以上、自分のために使っていたということです。現在では月に1万円程度しか使わなくなったことが、今でも案外貯蓄ができている最も大きな理由なのだと考えています。

その他に考えられる理由は、外食回数が減ったことです。夫婦共働きのときは週末は必ずと言っていいほど外食していました。夫婦で行くのはもちろん、友達とも''今週頑張った分、美味しいものを食べに行こう!''という感じで。今はコロナ渦で外出を控えているということもありますが、週末に料理するのが億劫でなくなり、外食の回数が減ったことも、案外貯蓄ができている理由なのかなと思っています。

現在は、共働き当時ほどお金を使わない生活になりましたが、それは結果論であって、無理矢理お金を貯めているわけではありません。私はお金は経験を買うための手段であり、貯めることが目的だとは思っていません。自分が現在~未来に、経験をしたいことができるタイミングが来た時に躊躇なくお金を使って行動に移すことができる暮らしが理想です。

そのために、私が心掛けていることは次の3つです。

(1)身の丈に合った生活をする

例えば、私は夫婦共働きのときは基礎化粧品に月に4,5万円使っていました。今は化粧品メーカーを変更し、月8千円くらいで済んでいます。個人の収入はほぼゼロということを考えると、美容だけに月に4,5万円をかけるのは身の丈に合わないため辞めました。

ちなみに、働いているストレスがないので、今の基礎化粧品でも肌はきれいに保てているので満足しています。

(2)無駄な買い物はしない

代表例が格安携帯プランの利用です。以前は通勤片道90分の間にネットを快適に使いたかったため、大手携帯会社の20GBプランを契約し、月に8千円ほど払っていました。今は、外出先でインターネットを必要とすることはほとんどないので、格安携帯会社の1GBのプランを契約しています。不自由なく使える上に、月に千円程度の出費に抑えられていて、良い選択をしたと思っています。

そのほか、長年、新聞(電子版)を契約していたのですが、今は新聞を読む暇がないので解約しました。

そういった必要・不要の判断を状況に合わせて的確に行うことは、大事なのだと思います。

(3)お金を使いたい項目・使いたくない項目を把握しておく

これはお金の使い方にメリハリをつけるために一番重要だと思います。私は、海外旅行、帰省費用、子どもの教育、ストレスのない家、家電への投資、資産運用等にお金を使いたいと思っています。一方で、流行に沿った買い物、楽しいと思わないイベントへの参加、周りから'こう見られたい'と思うが故の浪費、本当に心から欲しいと思わないものの購入等にはお金を使わないようにしています。こういった自分の軸を持っておくと、普段から無駄な出費を抑えられる気がします。

(3)に関しては、社会人一年目からの、過度な貯金と散財の両方の経験から、自分の軸ができ、普段は貯蓄できる体質になったのだと思います。

そのお陰で、海外在住中は生活を苦しめることなく、国内外の12都市を8つの日程で旅行することができました。貯められる時に貯めて、タイミングが来たら躊躇なく使うことが、私にとっての満足できるお金の使い方です。

いかがでしたか?
世帯収入が半減したとしても、金銭感覚が余程おかしくない限りは、貯蓄額が単純に半減するということはあまりないと思います。

世帯収入が減るという事実には夫婦で向き合って、何に・いつお金を使うかなどの価値観を共有しておくことで、収入が減っても有意義なお金の使い方ができるのではないでしょうか。

お金が全てではありませんが、お金はあった方がいいです。心のゆとりを保ちつつ、お金もそこそこある生活を続けて行きたいものですね。

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