Tingjia Wang准教授による最新編著書が2025年5月に出版されました

Tingjia Wang准教授による最新の編著書『Impact of Emergent Technologies on Writing Centers and Pedagogy(ライティングセンターと教育法における新興技術の影響)』が、ニューヨーク拠点の学術出版社IGI Globalより2025年5月に刊行されました。

本書には、アメリカ、メキシコ、日本、シリアの16の大学やカレッジにあるライティングセンターから寄稿された12章が収録されています。執筆者は、ライティングセンターのディレクター、テクノロジー倫理学者、教員、専門家、学生チューターなど多岐にわたります。また、オーストラリアと日本の高等教育機関から2名のゲスト寄稿者が序文を寄せ、アメリカの高等教育機関から1名の寄稿者が結論を執筆しています。

Impact of Emergent Technologies on Writing Centers and Pedagogy』は、AI(人工知能)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)などの新興技術が、世界中の高等教育におけるライティングセンターやライティング教育に与える影響を探究しています。本書は、異なる文化的・言語的背景を持つライティングセンターによる多様な対応を通して、最新の教育手法の変革に対する関心や課題を浮き彫りにします。

また、本書では、デジタル・リテラシー、政策立案、教育施策、チューターや教員の研修、AI倫理、大規模言語モデル、ライティングプログラム、ライティングセンターの設計など、テクノロジーを活用した研究・執筆の広範な分野における主要テーマを取り上げています。12章を通して浮かび上がる中心的なテーマは、「テクノロジーを活用した高等教育におけるライティングセンターとライティングプログラムが、AIに対するレジリエンスを備えた未来をどう構想していくか」です。

この書籍は、教育者、コンピューターエンジニア、学者、研究者、科学者、実務家、管理者、学生にとって有益なリソースとなるでしょう。

本書に掲載された大学・カレッジ

  • マサチューセッツ工科大学(MIT, アメリカ)
  • ベネディクティン大学(アメリカ)
  • メアリー・ワシントン大学(アメリカ)
  • ワグナー大学(アメリカ)
  • コーネル大学(アメリカ)
  • マアレフ応用科学大学(シリア)
  • グアナフアト大学(メキシコ)
  • テキサス大学アーリントン校(アメリカ)
  • テキサス大学パーミアンベイスン校(アメリカ)
  • カリフォルニア州立大学スタニスラウス校(アメリカ)
  • ネバダ大学リノ校(アメリカ)
  • チャップマン大学(アメリカ)
  • サザンメイン大学(アメリカ)
  • チュレーン大学(アメリカ)
  • 広島大学(日本)
  • ラレド・カレッジ(アメリカ)

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本書に関するお問い合わせ先

編集者:Tingjia Wang(広島大学)
メール:twang@hiroshima-u.ac.jp

 

記事作成者:Tingjia Wang


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