第15回セミナー『科学者のための英語プレゼンテーション講習会』

ライティングセンターは、科学技術人材育成コンソーシアムの構築事業「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」(代表機関:広島大)と共催で、12月 19日・20日、国立遺伝学研究所より広海健、平田たつみ、Gorman Toddの各氏を招いて、「科学者のための英語プレゼンテーション講習会」と題したワークショップを開催しました。

2日間に渡ったワークショップでは、英語による優れたプレゼンテーションのトレーニングを通じて英語力と研究者としての論理的思考、質問や議論する 能力を培うことを目指しました。国立遺伝学研究所(遺伝研)で作成され、大きな成果を上げている『遺伝研メソッドで学ぶ科学英語プレゼンテーション』を ショートコースの形で実施した内容は、プレゼンテーション・ディスカッション等に関する講義と共に、6名の研究者の発表に対する指導、希望者への個別相談 会、全体討議、さらにはユーモアについての講義も含む、充実したものでした。

プレゼンテーションの基礎についてkey question、perspective frameを中心としたわかりやすい説明と、モデルケースを元にした発表練習、研究発表等を通じた実践により、広島大学とコンソーシアム連携機関から得た 参加者は、それぞれプレゼンテーションについて深い理解を得ました。さらには、「プレゼンテーションにおいては、結果だけでなく自身をみせることを忘れて はいけない」とのワークショップ全体を通じたメッセージは、国際学会のような場面だけでなく、参加者の研究キャリア全体にも影響を与えうるものと思われます。

【日 時】 2015年12月19(土)-20(日)
【会 場】 霞キャンパス 霞図書館セミナー室

【言 語】 日本語、英語
【講 師】 広海健(国立遺伝学研究所 リサーチ・アドミニストレーター室長, 総合研究大学院大学 名誉教授)、
平田たつみ(国立遺伝学研究所 脳機能研究部門教授)、Todd Gorman (国立遺伝学研究所 専任英語講師)
【対 象】 広島大学の教員
【主 催】 広島大学ライティングセンター、科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業「未来を拓く地方協奏プラットフォーム


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