理念
生物圏科学研究科は、人間と自然の調和的な共存を図るため、生物圏におきている現象の科学的な解明と問題の解決を通して、人類の福祉と平和に貢献する教育と研究を推進します。
目標
生物圏科学研究科は、以下の教育と研究を実践し、地域・国際社会における応用生物学・環境学系の高度専門技術者・研究者として、時代と社会の要請に応え得る人材を養成します。
- 自然と調和する持続的な生物生産活動の創出と展開
- 生物機能・生物資源の活用とその高度利用技術の開発
- 生物圏内の循環系を評価・予測・制御する技術の開発
特色
生物圏科学研究科は、地域と地球的な視野に立った俯瞰的・統合的教育研究を行っています。
- 基礎・応用・戦略研究の統合
- 専攻・講座横断型研究プロジェクトの推進
- フィールド重視
- 瀬戸内圏をモデルとした地域・国際的な視点
- 地域研究機関との連携
生物圏科学研究科の3つのポリシー
生物圏とは
生物圏という概念は、1986年にスイスの首都ベルンで開催された国際科学会議の“地球圏-生物圏国際協同研究計画”(International Geosphere-Biosphere Programme)から広く認識されました。生物圏科学は、人文科学と自然科学を統合した比較的新しい学問分野です。生物圏科学の研究は、人類と自然環境との共存を促進することおよび生物資源と環境管理との協調的開発などを到達目標にしています。