その他の関連施設等

日本鶏保護増殖舎

日本国の特別天然記念物に指定されている日本鶏品種を飼育・増殖するための施設である。
2階建て延べ225平方メートルで、1階は天然記念物の鶏を飼育する成鶏室26室、2階に空調設備を備えた飼育室3室が設けられ、日本鶏に関する国内最大規模の研究拠点となる。

日本鶏保護増殖舎

環境モデル実験棟

環境モデル実験棟は平成5年3月、総合科学部の東広島キャンパス移転にともない地球環境問題を研究・教育する建物として設置された、全国的にも珍しい施設である。自然環境に対する人間活動の影響は、地球規模で種々の環境問題を引き起こしている。この自然環境を支配する要因の究明には、環境の変更をともなう大規模な実験が不可欠であるが、通常の室内実験では不可能であり、また、野外観察のみでは、自ずと限界がある。そこで環境モデル実験棟を設置し、物質循環に基づいて、大気−水、水−土壌、土壌−大気、生物−環境の相互作用をモデル化し、人間環境を総合的に解析するのが目的である。

環境モデル実験棟

ラジオアイソトープ実験棟

放射性同位元素(RI)を使用するための実験室、各種の放射能測定機器、植物育成室などを具備し、植物や微生物の機能に関する生化学的、栄養学的研究などのRIを必要とする研究に使用されている。

ラジオアイソトープ実験棟

共通機器室

DNAシーケンサー、アミノ酸分析装置、質量分析計、電子顕微鏡など、生物圏科学の多様な研究で用いる約80台の高度な実験用機器を研究科の共通機器として配備している。

共通機器室


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