附属施設

日渉園

(園長) 粟井 和夫 教授

日涉園(広島市西区三滝本町2丁目)は、平成12年に浅野藩医であった後藤家より、広島大学に譲渡されました。浅野藩に召し抱えられていた後藤松眠が寛政10年(1798年)に薬草園として創設したもので、現在は約400坪の敷地に種々の薬草が維持されています。平成15年には「薬室」を「四阿(あずまや)及び茶室」として復元しました。歴史的には逃亡中の髙野長英が一時滞在したことが知られており、吉村昭「長英逃亡」にも登場します。また、広島市指定史跡となっています。

詳しい沿革等は、原田康夫前学長のエッセイ(以下参照)をご確認ください。

原田康夫前学長のエッセイのページ(広大フォーラム32期1号 2000.6.1より引用)

広仁会館

(館長) 粟井 和夫 教授

医学部附属の教育研究施設として、医学及び関連領域の教育研究の進展に資するとともに、地域社会における学術文化の発展に寄与することを目的としています。

医学教育センター

(センター長) 蓮沼 直子 教授

医学教育センターは“医学分野で協働する医療人を養成すること”を目的として、平成24年に設置されました。医学部の中でも特に医学科における教育を対象としており、基礎系、臨床系、社会医学系の多数の教員によって行われる教育活動が円滑に行われるよう、“縁の下の力持ち”として教育を支援する役割を担っています。また、よりよい教育が実践されるよう、医学教育カリキュラムの開発・実施・点検評価及び改善、臨床実習教育の整備、共用試験の施行・運営、医学科教員に対するファカルティディベロップメント(FD)活動、学生の学習上の悩み・問題に関する相談、医学教育に関する学術研究などさまざまな活動を行っています。


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