広島から世界へ、未来の医療人を育てる
広島大学医学部は、医師を養成する医学科と、看護師・理学療法士・作業療法士などの医療専門職を養成する保健学科から構成されており、人の健康と疾病に関わる多様な医療人を育成する教育・研究の場です。医学科と保健学科が同じ医学部の中で学び合う環境は本学の特徴の一つであり、将来、医療チームとして患者さんを支えるための大切な基盤となっています。
広島大学は、被爆地広島にある大学として、本学医学部は人の命や健康、そして平和について考え続けてきました。その思いは、現在の教育や研究の中にも大切に受け継がれています。
医学・医療は今も大きく進歩を続けています。高齢化社会の進展に伴う地域医療の重要性の高まりに加え、ゲノム医療や再生医療、AIやデータサイエンスなどの新しい技術が医療の発展を支えています。こうした変化の中で、本学医学部では基礎研究から臨床医学まで幅広い研究を推進するとともに、地域社会から国際社会までさまざまな場で活躍できる医療人の育成を目指しています。
医学教育において私たちが大切にしているのは、知識や技術を学ぶことだけでなく、人の痛みに寄り添う姿勢を育てることです。学生が患者さんや地域社会から多くのことを学びながら、自ら考え、成長していく教育環境を整えることを大切にしています。
医学や医療は、人を支え、人から学ぶ学問でもあります。広島大学医学部で学び、研究し、医療に携わるすべての人が、この場所での経験を誇りとし、広島から日本へ、そして世界へと活躍の場を広げていくことを心から期待しています。
医学部長 中野 由紀子

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