2020年度実習案内

※ 実習への参加をご検討されている皆様へ
現在の新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、当臨海実験所では「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を作成し、2020年8月からこれに則った実習を実施しています。詳しくは 施設利用について のページをご参照下さい。

※ 2020年度(令和2年度)の臨海実習は全て終了しました(2020年10月17日)。
※ 2021年度(令和3年度)に開講予定の臨海実習は現在計画中です。参考情報として、2020年度(令和2年度)の臨海実習の情報が掲載されています。

当臨海実験所で開講している主な臨海実習は9つです。

2020年度(令和2年度)の臨海実習は、下記日程で開催予定です。

広島大学の学生が受講対象の実習
実習名 期間
海洋生物教育臨海実習 2020年 5月 9日(土)【1回目・ガイダンス】
海洋生物学実習A 2020年 8月17日(月) 〜 18日(火) or 8月19日(水) 〜 20日(木)
海洋生物学実習B 2020年 8月24日(月) 〜 28日(金)
公開臨海実習 <進化発生学臨海実習I> 2020年 8月24日(月) 〜 28日(金)
公開臨海実習 <基礎生態学臨海実習> 2020年 9月14日(月) 〜 18日(金)
公開臨海実習 <進化発生学臨海実習II> 2020年 9月23日(水) 〜 28日(月)
他大学の学生が受講対象の実習
実習名 期間
海洋生物教育臨海実習 * 2020年 5月 9日(土)【1回目・ガイダンス】
しまなみ海道域海洋生物学実習(前期)* 2020年 6月18日(木) 〜 20日(土) 中止になりました
公開臨海実習 <進化発生学臨海実習I> * 2020年 8月24日(月) 〜 28日(金)
公開臨海実習 <基礎生態学臨海実習> * 2020年 9月14日(月) 〜 18日(金)
公開臨海実習 <進化発生学臨海実習II> * 2020年 9月23日(水) 〜 28日(月)
しまなみ海道域海洋生物学実習(後期)* 2020年 10月15日(木) 〜 17日(土)
放送大学実習(瀬戸内海向島海洋生物学実習) 2020年 10月29日(木) 〜 30日(金) 中止になりました

* 教育ネットワーク中国・単位互換提供科目

海洋生物教育臨海実習

  • 広島大学理学部・他学部、教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生を受講対象にしています。
  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生も受講対象とした単位互換提供科目です。
    教育ネットワーク中国の2020年度単位互換科目履修生募集は終了しました(2020年4月2日)。
    教育ネットワーク中国に関してはhttp://www.enica.jp/をご覧ください。もしうまく見られない場合はブラウザ環境等を変えてみてください。
  • 教員を目指す学生向けに2020年度(令和2年度)から新規に開設された実習です。
  • •1回目 5月9日(土)に臨海実験所オンライン授業で行われるガイダンスに参加し、その後の実習計画を立てます。2回目以降の実習日程は、ガイダンス時に通知します。「もみじ」授業掲示板等を通じて受講生に直接お知らせします。
    広島大学の第1タームの対面授業の中止の決定を受けて、5月9日(土)のガイダンスはオンライン授業(13:00開始、16:00終了の予定)となりました。
  • この実習では、臨海実験所で実施される複数回の地域・社会貢献の実習(小・中・高等学校などの実習)の中から2つの実習を選択して参加し、臨海実験所周辺の磯や海岸での生物採集および採集した生物の観察などの作業を児童・生徒と共に実体験しながら、海洋生物教育の方法について学びます。

海洋生物学実習A

  • 広島大学理学部生物科学科の2年生を受講対象にしています。
  • 3泊4日の合宿形式で野外生物採集などを行う実習です。
    新型コロナウイルス感染症対策のために、受講生を2グループに分け、それぞれ2日間(宿泊なし、日帰り)の日程で実習を行います。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯と干潟での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察、海産無脊椎動物の解剖などを行います。

海洋生物学実習B

  • 広島大学理学部生物科学科の3年生を受講対象にしています。
     
  • 4泊5日の合宿形式で実習室において行う実験系の実習です。
  • この実習では、主に新口動物の発生様式の比較などを通じて進化発生生物学を学びます。
  • 内容は、ウニの発生の観察、ギボシムシ成体と固定胚の観察、ナメクジウオ成体の観察と解剖、ホヤの固定胚の観察、in situ hybridization法による胚発生過程における遺伝子発現パターンの解析実験などを行います。

公開臨海実習

  • 国立大学間の単位互換制度に基づく、全国の大学生・大学院生を受講対象とする実習です。公立大学および私立大学の学生も参加可能です。詳細は下記の臨海実験所までお問い合わせください。
  • 授業料は原則不要です。参加実費のみ必要です。
     
  • 毎年6月上旬までに5月11日付けで、広島大学から全国各地の大学に実施要領や願書等の書類が郵送されます発送されました。
    今年度の公開臨海実習の募集の受け付けは終了しました(2020年7月8日)。
     
  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生も受講対象とした単位互換提供科目です。
    教育ネットワーク中国の2020年度単位互換科目履修生募集は終了しました(2020年4月2日)。
    教育ネットワーク中国に関してはhttp://www.enica.jp/をご覧ください。もしうまく見られない場合はブラウザ環境等を変えてみてください。
     
  • 毎年5月頃に全国各地の大学に全国の国立大学臨海・臨湖実験所の公開臨海実習のポスターとガイドブックが配布されます。
  • 全国の国立大学臨海・臨湖実験所の公開臨海臨湖実習の日程は、http://www.research.kobe-u.ac.jp/rcis-kurcis/station/plan2.htmlをご覧下さい。もしうまく見られない場合はブラウザ環境等を変えてみてください。
  • 以下の3つの実習(進化発生学臨海実習I、基礎生態学臨海実習、進化発生学臨海実習II)があります。
    3つの実習の中から複数の実習を履修することも可能ですが、その場合、単位認定は1実習のみとなりますのでご注意下さい。

<進化発生学臨海実習I>

  • 4泊5日の合宿形式で実習室において行う実験系の実習です。
  • この実習では、主に新口動物の発生様式の比較などを通じて進化発生生物学を学びます。
  • 内容は、ウニの発生の観察、ギボシムシ成体と固定胚の観察、ナメクジウオ成体の観察と解剖、ホヤの固定胚の観察、in situ hybridization法による胚発生過程における遺伝子発現パターンの解析実験などを行います。

<基礎生態学臨海実習>

  • 4泊5日の合宿形式で野外生物採集などを行う実習です。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯と干潟での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。また、ナノポアDNAシークエンサーを用いた生物多様性調査の実験・解析を行います。

<進化発生学臨海実習II>

  • 5泊6日の合宿形式で実習室において行う実験系の実習です。
  • 7大学合同公開臨海実習として他大学の講師を多数招き、さらに台湾の国際交流協定校である中央研究院からも講師を招いて実施します。 今年度の講義はオンライン講義として行われる予定です(※台湾の講師によるオンライン講義は英語で行われます)。受講者はノートパソコンを忘れずに持参して下さい。
  • この実習では、主に新口動物の発生様式の比較などを通じて進化発生生物学を学びます。また、ゲノム編集技術の基礎についても学びます。
  • 内容は、ウニ・ホヤの発生の観察、ギボシムシ成体と固定胚の観察、ナメクジウオ成体の観察と解剖、ウニ・ホヤ胚を用いたゲノム編集実験などを行います。

しまなみ海道域海洋生物学実習 

  • 教育ネットワーク中国・会員校の各大学の学生を主たる受講対象とした単位互換提供科目です。
  • 前期日程(6月18日(木)~20日(土))の単位互換科目履修生募集は終了しました(2020年4月2日)。
    前期日程(6月18日(木)~20日(土))のしまなみ海道域海洋生物学実習は中止になりました。
    後期日程(10月15日(木)~17日(土))の単位互換科目履修生募集(追加募集)は終了しました(2020年7月27日)。
    教育ネットワーク中国に関してはhttp://www.enica.jp/をご覧ください。もしうまく見られない場合はブラウザ環境等を変えてみてください。
     
  • 2泊3日の合宿形式で野外生物採集などを行う実習です。前期、後期のいずれか片方を受講できます。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心にした磯での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。

瀬戸内海向島海洋生物学実習(放送大学)

  • 放送大学の2020年度(令和2年度)第2学期面接授業として行います。
    今年度の瀬戸内海向島海洋生物学実習(放送大学)は中止になりました(2020年7月16日)。
     
  • 1泊2日の合宿形式で野外生物採集などを行う実習です。
  • この実習では、海洋生物の多様性を体感してもらう目的で生態学と動物系統分類学を学びます。
  • 内容は、潮間帯を中心とした磯での生物採集と分類、プランクトンの採集と顕微鏡観察、発光動物ウミホタルの採集と観察などを行います。


up