広島大学病院では広報の充実に向けて助言を受けるため前広島市長の平岡敬氏を広報担当特別顧問として委嘱をしました。平岡氏は中国新聞社報道部長，同常務取締役，中国放送社長，広島市長などを歴任され，現在ヒロシマ・セミパラチンスクプロジェクト名誉会長，広島市教育委員会委員等を務められており「希望のヒロシマ」等の著書があります。



本院では６月２１日に病院運営企画会議等のメンバーとの懇談会を開催しました。

浅原病院長から広島大学病院の運営状況や法人化一年目における実施状況等の説明があった後，平岡特別顧問からはたえず理念に立ち返り，理念に対する信頼を得るようにし，職員全員が理解することが大事である旨の話がありました。

また，医療に対する不信感を持つに至った風土についての質問に対して，人間的教養，深い人間観が必要な時であるとの考えを示されました。「危機管理時の対応」「マスコミ対応」等の質問に対して元行政管理者，報道関係者としての深い経験から示唆に富んだ回答をいただき意義深い懇談の場となりました。





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○広島大学病院　総務グループ副課長　近藤　博明

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