病院長・主席副病院長あいさつ

病院長 木内良明(Kiuchi,Yoshiaki)

広島大学病院は、日本国内でも有数の高度医療技術を持つ医療機関のひとつです。広島県内唯一の医育機関でもあり、「全人的医療の実践」、「優れた医療人の育成」、「新しい医療の探求」を理念として掲げ、診療、教育、研究に日々努力しています。社会からの課題や要請もあり、大学病院の役割、機能も日々変化、増加しています。大学病院の将来あるべき理想的な姿を見据えて広島大学病院も変化してまいります。

現在、最も求められている変化は医療安全、医療倫理、研究倫理の確立です。そのための医学教育の質の改善も必要になりますので、広島大学病院は組織的・人的基盤を再度整備し、安全管理、医療や研究の倫理体制の強化もしてまいります。さらに、医療の質に関する指標を設定し、診療の評価・改善を行うとともにそれを社会に公表していきます。

高度最先端の医療の研究、開発を推進し、安全な医療を患者さんに提供することは私どもの確固たる目標です。そのためにも先端医療の研究・開発を推進するために必要な人材を確保し、基盤を整備してくことは軽視できません。

また、職員の働き方改革、災害時の対応能力の向上、病院経営の安定化を図ることも重要な問題と捉えています。

広島大学病院は、“大学病院”としての使命を果たすべく、職員一同力を合わせて努力する所存です。今後とも引き続き、皆様のご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

病院長 木内良明

主席副病院長 柴 秀樹(Shiba,Hideki)

広島大学病院は、医科と歯科がある総合病院で、医科と同じように、歯科にも多数の診療科があります。それぞれの診療科が専門的な治療を行うとともに、安心・安全な医療、科学的根拠に基づく高度な医療および多職種連携医療の提供に努めています。

広島大学病院は平和記念都市である広島に位置しています。広島大学の基本理念の一つに「平和を希求する精神」を掲げています。平和の実現には、共生社会の創出が必要です。平和を希求し、院内に共生社会を実現することで、すべての人々が治療を受けることができる病院になります。本院では、易感染者、高齢者、歯科恐怖症患者、障害者、妊産婦、こどもなど様々な患者さん個々の状況に応じて、適切な口腔健康の推進を図ることのできる体制を整えています。

検査データはすべての医療従事者の共通言語であり、チーム医療としての現状の把握と治療方針の決定に役立ちます。歯科では、歯ぐきの状態や噛む力を数値化し、治療に役立てています。しかしながら、現在の歯科界では客観的なデータを示す検査が少ないという問題があります。そこで、院内に設置されている口腔検査センターを中心に、今後も口腔の環境・機能の評価に基づいた新しい診断法、治療効果の判定法の開発などに関する疫学・臨床研究を行い、先導的な役割を担っていきたいと考えています。

「広島大学病院」のすべての患者さんが、受診してとても良かったと言っていただけるよう、全教職員が一丸となって、日々精進し続けたいと思います。今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

主席副病院長 柴 秀樹


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