サイエンティフィック・エディター/ライティング・アドバイザー

2023年12月、広島大学は文部科学省「令和5年度 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に採択されました。本事業の推進のもと、広島大学ライティングセンターでは機能強化の一環として、従来の「ライティング・アドバイザー・フェローシップ・プログラム」を発展的に見直し、「ライティング・アドバイザー」制度として新たに整備しました。さらに、科学論文執筆支援のさらなる充実を目的として、2026年には、理系分野の専門的知見を活かして支援を行う「サイエンティフィック・エディター」のポジションを新設しました。

サイエンティフィック・エディターおよびライティング・アドバイザーは、主に本学の大学院生・教員を対象に、英語による研究論文執筆に関する相談・支援を行っています。

サイエンティフィック・エディター(2026年-)

ピーター・カラギアニス(サイエンティフィック・エディター,2026年4月~)

ピーター・カラギアニスは生物医学分野の博士号を有し、日本の大学において15年以上にわたり、研究者の学術論文執筆および出版支援に携わってきました。これまでの経験を通じて、日本の研究者が直面する共通の課題を把握し、学術英語ライティングや科学プレゼンテーションを分かりやすくするためのプログラム開発に貢献してきました。また、生物医学分野において多数の総説論文や解説論文を発表しており、国際的な研究者交流パートナーシップの構築にも尽力しています。

ライティング・アドバイザー(2024年-)

ジュルカ・ノエーミ(ライティング・アドバイザー,2026年2月~)

ノエーミは応用言語学を専門とし、英語教授法の修士号を取得しています。ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)にて、言語教育学および英語応用言語学の博士課程を修了し、現在は博士号取得に向けて博士論文を執筆中です。研究は発音指導を中心とし、外国語教育の授業における発音指導の統合に焦点を当てています。
広島大学に着任する以前は、研究方法論、応用言語学、言語学、ICTを活用した教授法など、幅広い科目を担当してきました。また、応用言語学、言語学、社会科学分野における研究プロジェクトの指導経験も豊富で、研究の初期段階から完成段階まで、さまざまなフェーズにある研究者のアカデミック・ライティングを支援することができます。

ジュリー・ターナー (ライティング・アドバイザー,2024年10月~)

ジュリー・ターナーはロンドン大学クイーン・メアリー校で英語の博士号を取得した研究者で、編集者で、ライターでもあります。説得力のある文章は、研究の普及を成功させるために不可欠な要素であると信じています。あらゆる分野の学術研究者に対し、自らの主張を磨き、読者に訴え、目標を達成するために、自らを作家として内省的に考えることを奨励しています。ジュリーは研究者と協力し、学術論文のジャンル(アブストラクト、論文、章、プレゼンテーション)をナビゲートし、論旨、構成、スタイルに関する疑問を解決します。

ユウホン・ジュー(ライティング・アドバイザー,2023年8月~2025年3月)

ユウホン・ジューは 、2023 年にアメリカ・オハイオ州立大学で博士号を取得した言語学者で 、音韻論と音声学が専門です 。大学院在学中は 、英語の音声学 、統計学 、科学的文章を扱うコース 「Analyzing the Sounds of Language」の講師を務めました 。また 、いくつかの言語学雑誌や学会の査読者も務めています。ユウホンは 、学術論文は研究者コミュニティーにおけるコミュニケーションツールと考えています 。フェローとして 、本学の研究者が英語論文を介してそれぞれのコミュニティーに貢献するお手伝いができればと思っています。

アデル・ピットキートリ(シニア・ライティング・アドバイザー,2024年3月~12月)

2024年3月着任。アデル・ピットキートリは、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学附属の語学学校 Institute of Languages の 前Director of Studies です。Institute of Languages は、2,000名以上の留学生、150名の英語教員を抱える組織です。ピットキートリは、15年以上の英語教育コースでの教育およびコーディネート業務の他、TESOL教員養成、IELTS試験官、留学生アドバイザーなどの経験があります。また、国際化を目指す海外の協定校や政府組織の教育プログラムの策定にも携わっています。


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